安倍政権の「働き方改革」の真の狙い!

「高度プロフェショナル制度」で残業代を払わない制度の導入を狙い、「残業の上限設定」で月100時間の残業を合法化し、裁量労働制の拡大でサービス労働を拡大する。「解雇の金銭解決」で解雇の自由化と労組法の不当労働行為の空洞化を図る。これらの狙いは安倍政権が依然として労働分野の規制緩和を進めていることを示している。

重要な事は戦前の日本軍国主義の経済的基盤の一つが低賃金と長時間労働であった。だからこそ戦後労働改革で労働者の団結権・団体交渉権・スト権を合法化し賃上げ環境を整えたのである。安倍政権の低賃金・長時間労働の拡大、不当労働行為の空洞化は、国民経済の縮小を意味し、企業は海外進出に力を入れるようになる。すなわち安倍政権は軍国主義の経済的基礎を拡大しようと策動しているのではないのか?

賃上げ・労働時間の短縮は、企業に設備投資を促し、内需を拡大する。安倍首相の労働分野の規制緩和は、こうした欧米が選択している一般的方向ではないことが特徴だ。安倍首相の低賃金・長時間労働の政策では日本資本主義の侵略的傾向がますます強化されることになる。そしてそれは憲法の「改正」や、日米同盟の強化という安倍首相の政治(=戦争路線)とセットでアメリカの戦争の片棒を担ぐという、新しい対米従属の日本軍国主義の誕生なのではないのか?

安倍首相はこうした狙いを秘匿するために、財界に賃上げを要請している。だが労組の家畜化で闘う労組が無きに等しい状況では実質賃金が上がることはない。本当に賃金を上げたいなら闘う労組にして、さらに最低賃金を1500円に上げ、労働者階級全体の賃金の底上げが行われないと効果はない。つまり安倍首相の賃上げはポーズだけなのだ。

日本資本主義を絶対的剰余価値の追求にとどめることは、侵略性を強めることであるが、同時に国際競争力を低下させることである。日本資本主義は相対的剰余価値の獲得に舵を切るべきだと考えるが、長時間労働と低賃金の下ではそれは難しいであろう。
安倍政権の「働き方改革」の真の狙いについては、2月号ユニオン・ニュースで詳しく書きたいと考えています。

北朝鮮に核放棄を迫るトランプに追随する安倍の魂胆は?

安倍首相は、空母を3隻集めて武力の圧力で北朝鮮への核放棄を迫り、中国に北朝鮮への経済制裁を迫るトランプ外交に忠犬のように従っている。

トランプは国内で弾劾の可能性が強まり、追いつめられている。戦争を始めれば伝統的に議会は大統領に協力する。トランプの起死回生策は戦争しか見当たらない。

安倍首相は第2次朝鮮戦争で日本が特需にあり付けると見ているようであるが、飛んでくるのは戦争需要ではなく核ミサイルの可能性もある。非常にリスクが高いのである。

戦争で首都ソウルが砲弾とミサイルの標的となる韓国は、安倍首相のようにトランプに追随できない。文大統領は中国に米日韓の軍事同盟には参加しないことを約束した。韓国は中国市場の魅力に屈しアメリカと中国の二股外交をしている。トランプが激怒して在韓米軍の撤退を行う可能性もある。アメリカのミサイル防衛にも参加しない約束を文大統領は中国にしている。本日のトランプの韓国訪問がどうなるか注目される。

それにしても、安倍首相の戦争路線は、何をするか分からないトランプの無謀さと結びついて危険極まりない路線なのである。

「盗賊」には3種類ある。

昔、なにかの本で読んだことがある。盗賊には3種類あると。

(1)暴力によって盗むもの。

(2)知恵によって盗むもの。

(3)権力と法によって盗むものである。

強盗犯と賃金・残業代を払わない経営者との違いは、一方は処罰されるが、経営者の場合は処罰されないことである。逆に労働者を懲戒するばあいもある。残業代を請求すると懲戒解雇する例が多いことを指摘しなければならない。

詐欺師と違法経営者との違いは労働の過程を経ないことだけで、金を盗むか、労働の成果を盗むかの違いであり、盗みに違いはない。

政治家は自分に都合のよい法律を作り、多額の官金を手に入れる。「政党助成金」「政治活動費」「内閣機密費」などの名目で合法的に官金を手に入れる。

もちろんどれが最も狡猾で悪辣な盗賊かは明らかです。自分の友人(加計)に200億円を政治権力を利用して流し込むのは、政治権力の私的利用であり、官金横領にも等しい行為である。

「説明責任をはたす。」「愚直に、愚直に」と言いながら、議会を開かず逃げ回る男こそ、最も大物の盗賊なのである。

政治家の「岩盤規制を突破する」とか「改革を行う」という言葉は「新たな金になる利権を作る」と言う意味である。その証拠にカジノ(=ばくち)解禁が改革であるわけがない。しかし海外のカジノ業者から召し上げるワイロの金額が大きいので、政治家にとっては魅力的な政治利権なのである。

日曜日の総選挙の結果に付いて!

土曜日の交流会に参加された皆さん、ご苦労様でした。交流会の行われた10月21日は、昔は「国際反戦デー」で私が若い時は、この日はいつもベトナム反戦デモに参加していました。当時のデモは扇町公園から難波までの御堂筋デモでした。

今回の交流会は男性陣がおとなしい方ばかりで有ったためか、女性陣が話の主導権を握って大変盛り上がりました。仕事の違う、また異なった人生を送ってきた人たちと話をするのは面白いものです。
何人かの人から感想を聞きましたが、「面白かった」「楽しかった」とのことでした。多くの方と人生観や結婚観を話しするのは勉強になります。

さて本題に入ります。昨日の総選挙は見ていた通り、与党自公の圧勝となりました。国民が政権交代を望んでいたのに、希望の党の小池氏が選別したことで野党が2つにわれ、予想どうり自公の圧勝となりました。

希望の党が乗り出す前は、野党4党の候補一本化が決まっていたのですから、小池氏は野党共闘を潰すために選挙にのりだし、民進との合流そして選別で国民の政権交代の願望を潰し、希望の党は失望の党となったのですから、自公圧勝は政治陰謀の結果であり、とても民意とか、安倍首相への信認ではありません。

自公の圧勝はまた中国・韓国の反日、北朝鮮の日本へのミサイル・核恫喝の結果「右翼バネ」が働いたことでもありました。与党が改憲議席を獲得したのですから、安倍の戦争路線への暴走が始まることを心配しなければなりません。

これで残業代ゼロ法案や裁量労働制の拡大の悪法で、労働者全体で7兆円以上の賃金部分が削除されることになります。また解雇の自由化や解雇の金銭解決も立法化される可能性が強まりました。ユニオンは財政的に存続が難しい事態となりそうです。日本の労働者にとって奴隷化が進むだけでなく、国民経済は縮小再生産の悪循環が強まることになります。なりより戦争の時代が目前の事になるかもしれません。労働者や新世紀ユニオンには結成後最大の危機の時代の始まりとなりそうです。

新世紀ユニオンの総選挙への態度について!

当初「日本をリセットする」との小池「希望の党」党首の発言を信用し、国民の多くが小池は安倍自公政権を倒すと思い込んだのであった。ところが野党第1党の民進が解散し、「希望の党」への合流にたいし、小池の不可解な改憲と安保法での、ヒトラーのような選別が始まり、政権交代を望む多くの国民を失望させたのである。

その後明らかになったのは、今回の安倍首相の不可解な解散が「小池と安倍の八百長試合」(月刊誌「選択」10月号)であり、その狙いは改憲勢力の3分の2達成であることが暴露された。この記事によると、公明党の山口代表が9月13日に改憲に付いて「国民と国会議員の幅広い賛同がなければ(改憲)は難しい。今はとてもそこまではいっていない。」と改憲に後ろ向きの発言をしたことから、議会の全ての議席を改憲勢力で占めることが安倍の政治課題となり、解散の狙いとなった。

テレビニュースで安倍・麻生・小泉・小池が料亭で会談し、出てくるシーンを見た人も多いであろう。この政治陰謀とも言える解散劇に民進党を解散した前原も加担していたと見るべきであろう。自由党の小沢が野党統一候補で総選挙に臨もうとしていたことをぶち壊し、野党を改憲派の「希望の党」と護憲の共産などの2つに再編する狙いが、今回の解散劇には仕組まれていたのである。

その事は小池が大阪の右翼政党維新と連携し、大阪では「希望の党」の候補を立てないことで一層明らかとなった。希望の幹部が小池が政権を取るのは次の次、と発言したことを見れば政権選択選挙ではない。小池が「日本をリセットする」といった意味は護憲派を議会から一掃する意味であった。したがって新世紀ユニオンは「八百長試合」の総選挙では改憲勢力=戦争勢力には断じて投票できない事は明らかだ。

公明党は創価学会婦人部が反戦平和派であるので、自民・維新・希望の右翼3党で3分の2が集まれば使い捨てにされるであろう。安倍首相が「国難選挙」と言った意味は朝鮮戦争の再発に向けて憲法を改正する戦争体制確立の選挙だという意味である。

国民をあたかも「政権選択選挙」であるかのようにだまし、自民・希望・維新の改憲派が議会の全ての議席を占拠する「挙国一致」の反動的狙いを阻止しなければならない。以上のことから新世紀ユニオンの組合員とその全ての支持者に、22日の総選挙の投票では護憲派の共産党・立憲民主党などに投票するよう訴えるものである。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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