日曜日の総選挙の結果に付いて!

土曜日の交流会に参加された皆さん、ご苦労様でした。交流会の行われた10月21日は、昔は「国際反戦デー」で私が若い時は、この日はいつもベトナム反戦デモに参加していました。当時のデモは扇町公園から難波までの御堂筋デモでした。

今回の交流会は男性陣がおとなしい方ばかりで有ったためか、女性陣が話の主導権を握って大変盛り上がりました。仕事の違う、また異なった人生を送ってきた人たちと話をするのは面白いものです。
何人かの人から感想を聞きましたが、「面白かった」「楽しかった」とのことでした。多くの方と人生観や結婚観を話しするのは勉強になります。

さて本題に入ります。昨日の総選挙は見ていた通り、与党自公の圧勝となりました。国民が政権交代を望んでいたのに、希望の党の小池氏が選別したことで野党が2つにわれ、予想どうり自公の圧勝となりました。

希望の党が乗り出す前は、野党4党の候補一本化が決まっていたのですから、小池氏は野党共闘を潰すために選挙にのりだし、民進との合流そして選別で国民の政権交代の願望を潰し、希望の党は失望の党となったのですから、自公圧勝は政治陰謀の結果であり、とても民意とか、安倍首相への信認ではありません。

自公の圧勝はまた中国・韓国の反日、北朝鮮の日本へのミサイル・核恫喝の結果「右翼バネ」が働いたことでもありました。与党が改憲議席を獲得したのですから、安倍の戦争路線への暴走が始まることを心配しなければなりません。

これで残業代ゼロ法案や裁量労働制の拡大の悪法で、労働者全体で7兆円以上の賃金部分が削除されることになります。また解雇の自由化や解雇の金銭解決も立法化される可能性が強まりました。ユニオンは財政的に存続が難しい事態となりそうです。日本の労働者にとって奴隷化が進むだけでなく、国民経済は縮小再生産の悪循環が強まることになります。なりより戦争の時代が目前の事になるかもしれません。労働者や新世紀ユニオンには結成後最大の危機の時代の始まりとなりそうです。

新世紀ユニオンの総選挙への態度について!

当初「日本をリセットする」との小池「希望の党」党首の発言を信用し、国民の多くが小池は安倍自公政権を倒すと思い込んだのであった。ところが野党第1党の民進が解散し、「希望の党」への合流にたいし、小池の不可解な改憲と安保法での、ヒトラーのような選別が始まり、政権交代を望む多くの国民を失望させたのである。

その後明らかになったのは、今回の安倍首相の不可解な解散が「小池と安倍の八百長試合」(月刊誌「選択」10月号)であり、その狙いは改憲勢力の3分の2達成であることが暴露された。この記事によると、公明党の山口代表が9月13日に改憲に付いて「国民と国会議員の幅広い賛同がなければ(改憲)は難しい。今はとてもそこまではいっていない。」と改憲に後ろ向きの発言をしたことから、議会の全ての議席を改憲勢力で占めることが安倍の政治課題となり、解散の狙いとなった。

テレビニュースで安倍・麻生・小泉・小池が料亭で会談し、出てくるシーンを見た人も多いであろう。この政治陰謀とも言える解散劇に民進党を解散した前原も加担していたと見るべきであろう。自由党の小沢が野党統一候補で総選挙に臨もうとしていたことをぶち壊し、野党を改憲派の「希望の党」と護憲の共産などの2つに再編する狙いが、今回の解散劇には仕組まれていたのである。

その事は小池が大阪の右翼政党維新と連携し、大阪では「希望の党」の候補を立てないことで一層明らかとなった。希望の幹部が小池が政権を取るのは次の次、と発言したことを見れば政権選択選挙ではない。小池が「日本をリセットする」といった意味は護憲派を議会から一掃する意味であった。したがって新世紀ユニオンは「八百長試合」の総選挙では改憲勢力=戦争勢力には断じて投票できない事は明らかだ。

公明党は創価学会婦人部が反戦平和派であるので、自民・維新・希望の右翼3党で3分の2が集まれば使い捨てにされるであろう。安倍首相が「国難選挙」と言った意味は朝鮮戦争の再発に向けて憲法を改正する戦争体制確立の選挙だという意味である。

国民をあたかも「政権選択選挙」であるかのようにだまし、自民・希望・維新の改憲派が議会の全ての議席を占拠する「挙国一致」の反動的狙いを阻止しなければならない。以上のことから新世紀ユニオンの組合員とその全ての支持者に、22日の総選挙の投票では護憲派の共産党・立憲民主党などに投票するよう訴えるものである。

小池氏は選挙前の姑息な選別をやめよ!

小池氏は民進党からの入党申し入れを(1)安保法(2)憲法改正の2点で選別する考えを表明している。これでは「希望の党」の幅が狭まり、自公には勝てない。党内に一切別の考えを認めない、というのは奢りの表れではないか?

せっかく民進党の新党首の前原氏が解党の決断をしたのに、これでは野党が2つの陣営に割れる。反安倍政権で「日本をリセットする」のではないのか?それでは政権交代を望む国民の期待を裏切ることになりかねない。

自民党でも護憲派の議員がいる、公明党内にも安倍の右翼政策に反発する人がいる。北朝鮮の核恫喝で安保法への考えを変えた議員もいるはずだ、それを過去の発言で選別するという。何と度量の小さい人だろう。党内の政策をめぐり多少の意見の違いは認めなければならない。選別するのは国民であって小池氏ではない。

組織と言うのは意見の多様性を認めないと脆弱でもろい組織になる。「希望の党」がリベラルを排除するなら今回の「希望の党」の選別は野党共闘を破壊するだけの目的と受け取られるであろう。政党を結成するということは政権を取ることを目指すのであるので、当然小池氏は知事の職を辞し、国政に進出すべきだ。

「希望の党」の幹部が政権を取るのは「次の次」との発言も報道されている。これも間違いだ。安倍政権が森友・加計問題で追求を逃げるために解散したのであるから千歳一遇のチャンスなのに総選挙を前に「次の次」などと発言すべきではない。

私の周りの人達からは「失望」の声が多く出ている。党内にリベラルを抱えることがなぜいけないのか?小池氏は説明すべきであろう。自民党内にもリベラル派・護憲派がいる。違った意見を排除するのはまるでヒトラーのようではないか?

小池氏は大阪の維新の党とも協力するという。大阪では維新が改革ではなく「新たな利権の再分配」の政党だということが明らかになり、すでに府民から見捨てられつつある。これでは「希望の党」は国民にとって失望の党になりかねない。小池氏は国民の政権交代の希望に答えるべきで、狭量な選別を止めるべきだ。「安倍右翼政権からの転換」の1点で団結してこそ政権交代が実現するのだ。小池氏は小異を無視して大道に付け!

安倍首相の政治権力の私的利用は奢りだ!

野党の分立で安倍一極体制と言われてきた自公の「おごり」が表れています。森友・加計問題は政治権力を私的利用し、公的資金を安倍の右翼仲間に流し込む事でした。

安倍首相は国会の証人喚問にも応じず、国会終了後に「説明責任を果たす」と国民の前で公言しました。そして内閣改造です。安倍首相は「仕事人内閣」と誇らしげに語りながら、何の仕事もせず、今度は衆院解散です。

その理由は、野党第一党の民進が離党者が続出し、また都民フーストの党たち上げができていないので、「今なら勝てる」と言うのです。北朝鮮問題がいつ戦争に発展するかもわからないときに、安倍首相は国民の安全ではなく、自分が長期政権を維持するために解散するのです。これは政治権力の私的利用の最たるものと言うべきです。

安倍政権は現代の治安維持法である「共謀罪」を成立させ、明治時代の教育勅語の教材の利用を促し、経済政策では日銀の異次元緩和と称して国債の日銀引き受けを行い、投機家に資金を流し込んだ。年金資金を投入して株価を上げることが景気回復だと思っているのです。

ところで景気が回復すると株価が上がります。つまり原因と結果の関係です。だからと言って安倍政権のように年金資金投入で株価を上げることで、景気がよくなるとは限りません。原因と結果はあくまでも原因と結果であり、結果が原因となり、原因が結果になるわけではないのです。安倍政権の経済政策は完全に間違っています。彼は株価を上げて友人たちを儲けさせたいだけなのだ。これも政治権力の私的利用なのです。その結果は国民の預貯金が大幅に目減りするのです。

安倍政権の規制緩和による「残業代ゼロ法案」「裁量労働制の拡大」は労働者の賃金部分を8兆5千億円も減少させます。政治権力を行使して経営者を儲けさせるのが狙いです。この結果国民経済は個人消費部分が8兆5千億円縮小し、経済は縮小再生産のサイクル(=デフレ)は一層深刻化します。

安倍首相の政治権力の私的利用はひどいものです。自分の腐敗の追及を逃れるために解散するのですから、これも彼の腐敗の表れであり、権力のおごりです。国民は舐められたものです。ぜひ総選挙で奢りの自民に反撃したいものです。

明日の東京都議選に注目しています!

本日は休みの予定でしたが、溜まっていた新聞の切り抜きのためユニオンで仕事しました。

明日の都議選は、過去の例から国政の政治が転換点を示す重要な選挙です。この選挙結果が小池知事の「都民ファーストの会」と公明党を合わせて過半数を取り、自民が大敗すれば安倍一強体制の政治が転換することにつながるでしょう。

安倍首相は、森友学園や加計学園に莫大な公的資金を言わば横流しし、政治権力を私的に悪用しています。トップの政治権力の私的利用は、防衛大臣の自衛隊の選挙利用発言となりました。自衛隊の私的利用はクーデターにつながりかねない重大な違法行為です。

安倍一強体制が腐敗し、奢りが生まれ、今や安倍政権はボロボロです。しかし自民内からは批判の声が封殺されており、いまや国民は小池新党に期待する傾向が出ています。ロイターは「小池はマクロンになれるか」と報じています。

明日の東京都議選の結果が、安倍一強体制の暴走を止める力となることを期待しています。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
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