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毛沢東の詩紹介 


「長征」
紅軍不怕遠征難,
萬水千山只等閒。
五嶺逶迤騰細浪,
烏蒙磅礴走泥丸。
金沙水拍雲崖暖,
大渡橋橫鐵索寒。
更喜岷山千里雪,
三軍過後盡開顏。


紅軍は 遠征の難きを怕れず,
萬水 千山も  只だ 等閒。
五嶺 逶迤として  細浪を騰こし,
烏蒙 磅礴として  泥丸を走らす。
金沙 水 拍ち  雲崖 暖かく,
大渡 橋 橫たはりて  鐵索 寒し。
更に喜ぶ 岷山  千里の雪,
三軍 過ぎたる後  盡く 顏を開(ほころ)ばす。

私は若いときにエドガー・スノーの『中国の赤い星』を読んで、すっかり毛沢東が好きになった。上記の詩「長征」は、日本軍が中国に侵攻し、中国の主要矛盾が「中国人民と日本軍国主義」の矛盾に代わり、中国共産党が「抗日」のスローガンのもと民族統一戦線政策に基づき、戦略拠点を抗日に有利な延安に移すべく、有名な「長征」を行った時の毛沢東の「詩」である。

長征(ちょうせい)は、紅軍(中国共産党軍)が、中華ソビエト共和国の中心地であった江西省瑞金の根拠地を放棄し、1934年から1936年にかけて国民党軍と交戦しながら、1万2500kmを徒歩で続けた戦略的拠点の移動のことです。

この長征が中国革命の道を切り開いたといわれています。この長征の途中で中国共産党の新しい指導者として毛沢東が選出されたのです。この長征を紅軍は「人民のものは糸一本、針一本取らない」ことを実践し、12500キロを行軍した。この長征を「中国革命の種まき機であった」と後に毛沢東は総括しています。まだ読んでいない人は、エドガー・スノーの『中国の赤い星』を読んでみてください。

私は若い時に内外の歴史小説が好きでした!

古きをたずねて新しきを知る(温故知新)、歴史の中には我々が学ぶべき多くの真理が含まれています。中国の春秋戦国時代の武人・楽毅が小国の将軍として大国の趙と闘いながら名将として成長し、多くの事を学び成果を挙げたこと、とりわけ彼の進退の見事さは、過去に日本の偉人も多く学んだのです。まさに苦難は人を練磨する、である。

楽毅や孟嘗君や曹操や信長に共通するのは、人材の多様性の重要性を理解していた事だ。孟嘗君は一芸に秀でた食客を多く(一説では3000人)抱えていた。その食客に命を助けられたこともあった。曹操や信長も優秀な人材集めに人一倍努力した。

ところが最近のブラック企業の経営者の特徴はゴマスリばかり、イエスマンばかり集めることである。その典型が日本大学である。人材の多様性が持つ重要性を理解せず、イエスマンばかり集める経営者は必ず失敗する。

新世紀ユニオンにも多様な人材が集まりだしたのは重要な事です。あやゆる専門分野の人材が将来力を発揮するでしょう。大学の先生や研究者やIT分野に通じた人や、不動産業に通じた人や、社労士や保健師や看護師から薬剤師、保育士など多士済々となってきました。

こうした人達は職場でのパワハラやセクハラ等で仕事を妨害され、様々な嫌がらせの中で闘ってきたのです。こうした方々がユニオン・ニュースに自分の豊富な経験を投稿していただけたら、多くの人が学べます。人の直接経験等知れたものです。間接的経験からこそ多く学べるのです。

<お知らせ>
6月の交流会  6月23日(土曜日)午後1時からです。

排除の論理が蔓延る社会の危険性に付いて!

労働相談を受けていると、異なる意見を具申しただけで上司に逆らったとみられ、会社の残業代を払わないという方針に逆らっただけでリストラの標的になる例が多く見受けられます。先の衆院選挙では「希望の党」の小池氏が安保法制で踏み絵を踏ませたり、リベラルを排除して避難を浴びました。

自民党はますます右翼が増えています。日本の組織は政党も企業も大学もあらゆる組織で多様性を失いつつあるように思います。人間はなぜ違う考えの人を排除しようとするのでしょうか?組織の活力はその組織が多様性を持ち、矛盾を持っているから活力ある組織となるのです。しかし実際にはそれと逆の事が起きています。

十人十色というのは、人々の育った環境(=階級)が違うので、いろんな考え方や性格の違う人が生まれます。地球上には多様な生物が生存しています。地球環境の多様性が生物の多様性を生みだしたのです。恐竜は陸・海・空に適合し多様化しました。進化論ではこれを「適応放散」といいます。地球に巨大な隕石が落ち、陸と海の恐竜は滅亡しました。しかし恐竜の内「鳥盤目」の恐竜は生き延び鳥類として進化しました。恐竜の鳥類への進化は、多様性が種の保存に成功した例です。

つまり、生物であれ、人間の組織であれ多様性は生存していく上で貴重であるのです。ですから民主主義は少数意見を尊重するのです。批判的意見、批判的な人々が組織の中にいるような民主的組織は組織内の矛盾運動が活力を生み発展します。異なる意見を含みながら議論をし、多数決で決めるのがこの社会のルールなのです。日本人は議論を通して真理に近づくのが苦手な民族です。

ヒトラーのように異なる意見を排除するような組織は暴走を止めることができなくなります。ゴマスリばかり残した日本の有名な大企業が次々違法を隠蔽したり、不正会計を続けて企業にとって重要な信用を失っていることを見ても、その背後に労組を家畜化して企業内の批判勢力を一掃し、多様性を排除した誤りがありました。

議会政党の中に、改憲で侵略戦争ができる国にしようとする政党が増えていることは、背後に海外進出で利潤の大半を稼いでいる企業が増え、海外権益を守ろうとする経済人が増えいることの反映であるとはいえ、右翼的議会一色になる危険を指摘しなければなりません。それを意識した民衆がリベラルの立憲民主党支持へと流れたことは日本人の健全性を示したと言えます。

組織が多様性を失うのは、終わりの始まりと自覚すべきです。右翼一色となった自民党は終わりが近づいているのです。新世紀ユニオンも多様な意見を尊重する民主的組織でありたいと考えています。先の交流会で様々な議論が活発にできた事はよかったと思っています。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono

労働運動の豊富な経験
労働者への誠実な対応
雇用を守るノウハウを確立

加入金は5,000円
組合費は毎月収入の1%
2カ月分の前納

加入方法のページ

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平日:10:00~17:30
土日祝:なし
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677
住所:大阪市福島区鷺洲3-9-13坂東ビル3F

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