大学で理不尽なパワハラにあっている先生方へ!

新世紀ユニオンの無料労働相談で大学の先生たちからの相談が増えています。アカデミック・ハラスメントにはいくつか種類があります。それは以下のようなものです。

(1)学生達を使いパワハラの訴えを投書させ、処分騒ぎで退職に追いつめる。これはその先生の年棒の残りを大学の裏金として確保する大学側の経済的狙いが隠されています。

(2)多額の科研費を獲得した先生を大学に呼び寄せ、大学ぐるみでよってたかって研究費を奪いとり、倫理審査を通さないようにして研究を潰し、研究を奪い取ったうえで雇止めする。

(3)教授が自分のライバルとなり得る先生を、学生を使い嘘のパワハラをでっち上げ、大学側に処分させ、研究を奪う。

(1)と(2)は大学ぐるみで行われるのが普通です。アカハラの特徴はモンスター学生を使うのが特徴で、女子学生に授業中にセクハラ発言をでっち上げられ退職に追いつめられた先生もいます。

こうした攻撃から身を守るには日頃から証拠を残すことが重要です。授業を全て録音しPCに保存する。授業の後で学生に感想文を書いてもらい保存しておく。この感想文には名前を書いてもいいし、書かなくてもいいとすること。成績の対象にはしないことを説明しておくこと。

こうした証拠が有れば、後は有印の書面ででっち上げの処分騒ぎに抗議しておくこと。学内にパワハラ等の相談窓口が有れば有印の書面(コピーを残す)で訴えておくことが重要です。(後で調査報告書の開示を求める)大学の処分騒ぎで大切なのは学生の訴えの内容が開示されているか?ということです。開示されていないと弁明できません。ですから開示を書面で求めて下さい。嫌がらせで辞めさせようとするときはわざと理不尽な手法をとり、精神的拷問のように大勢で深夜まで追求してきます。したがってこうした面談は必ず録音を残すようにして下さい。

証拠が取れたら、新世紀ユニオンに加入すれば雇用を守る闘いを指導します。加入せず相談を何回もして来る方がいます。しかし「共謀罪」が施行されているので、また弁護士法違反になるので、新世紀ユニオンに加入して貰わないと指導することができませんのでご了解ください。闘い方にはユニオンの名前で抗議し、ブログにパワハラを暴露して加害者に恥を書かせる方法もあれば、ユニオンの名前を出さず、本人名で闘うこともできます。

リストラやパワハラの闘い方は経営側がブラック弁護士と相談して進めてくるので、闘い方が専門化しており、とても素人が太刀打ちできるものではありません。新世紀ユニオンは大学のパワハラとたくさん闘ってきた経験があります。信頼して加入して下さい。

甲南大学事件、原告側の陳述書を提出しました!

 被告の甲南大学側はキャンパスハラスメントを認めているが、しかしハラスメント調査委員会の「調査報告書」を開示していない。現在原告は文書提出命令書を裁判所に提出しているが、甲南大学はキム教授側が判決まで争うなら提出する旨表明している。つまり和解(=金銭解決)なら開示しないということである。

 これに対し韓国語のキム教授側はハラスメントをいずれも否認し、全面的に争う構えであるが、その根拠は労働契約下にあるのだからキム教授の指揮命令を聞くのは当然で、不法行為はなかった、韓国語を朝鮮語と言った事を理由にして「10分ぐらい怒鳴り続けた」ことも否定している。原告を非難するメールを他の先生たちに送付したことも「業務上の必要性が認められる」と正当化している。

 今回陳述書を提出した証人のB先生は、パワハラは甲南大学のためにもなくさなければならないと証人に立つ決意をした勇気ある女性の先生である。この陳述書はキャンパスハラスメントを全面否定しているキム教授の主張を打ち砕く決定的内容で、その赤裸々な陳述書が示しているのは甲南大学が加害者のキム教授を擁護してきた姿勢の誤りを明らかにする内容でもある。

 例えばキム教授が、多くの先生が「過去に辞めていったこと」忠実でないなら「辞める勇気を持たなければならない」という趣旨の発言をしたこと。各非常勤講師が模擬授業をすると、キム教授のコメントは授業内容とは関係の無いもので、大勢の前で教師の癖を指摘して恥をかかせるようなものであったこと。キム教授の言動が高慢で、とても威圧的で有ったこと、突然マーカーを放り投げるなどするので、キム教授と働く多くの非常勤講師が「多大な恐怖心を抱いていた」こと。

 この勇気ある証人の登場で長年非常勤講師にパワハラを繰り返してきたキム教授が敗訴することは決定的となった。原告のAさんは判決を望んでいるので、解決金が高額なものでない限り、裁判官が考えている和解が成立する可能性はなくなった。

 新世紀ユニオンは、この裁判終了後甲南大学にキャンパスハラスメントの防止策について団体交渉を申し入れる予定である。甲南大学がこの交渉に応じ、ハラスメントの再発防止策に協力すればこのブログの甲南大学関連の記事を削除する予定である。この団体交渉は証人のB先生(女性)の安全確保をも目的にしている。大学がこの団体交渉を拒否すれば第2、第3の訴訟を闘うことになり、甲南大学関連のブログも残る事になるであろう。以上組合員サポターの皆さんへの御報告です。

甲南大学のパワハラ裁判で裁判官が和解を打診しました!

忙しくて報告が遅れました。2月24日の裁判で裁判官から和解の提案がありました。
裁判官の和解の提案はそれぞれ被告と原告に個別に打診があったということです。訴状の提出が8月30日ですから極めて早い展開です。

甲南大学は裁判官に「新世紀ユニオンが委員長のブログに書くから裁判書面は提出しない」と表明したぐらい早く終わらせたいようです。大学はパワハラについても管理責任についても認めているので和解で裁判を終わられたい意向のようです。できれば原告が求めている「調査報告書」も開示したくないのでしょう。

キム被告側の主張は、教授と非常勤講師の関係を労働契約に基づく業務上の指揮命令権として捉えており、パワハラも業務命令で正当化するか、否定している。原告の、非常勤講師と言えども独立した教育者であり、教育権があるし、人格権を侵害するハラスメントは指導ではない、パワハラである。との考えと真っ向から対立している。韓国で有れば非常勤講師は教授の奴隷のようであるらしいが、日本ではキム教授(韓国語)の考えは通用しない。

したがってキム教授側の和解についての考えは分かりません。おそらく次回裁判期日3月24日には和解に応じることが表明されるかも知れません。なぜなら、24日の裁判で原告は証人がいるので陳述書を提出する旨表明しているので、おそらく被告のキム教授側も観念する可能性が強い。パワハラを否定しても証人がいれば「万事窮す」なのである。

ふつう裁判官が和解を打診する時は、事案の性質・本質が理解できたということです。したがって被告のキム教授側が全面否定で争っても勝ち目はなく、和解に応じるほかないと思われます。問題は和解内容(金銭解決の金額)であるが、この点は次回裁判で具体的になるかもしれません。裁判の和解では全てを「解決金」で解決します。

しかし新世紀ユニオンとしては、いかなる和解になるにせよ、また判決まで行くにせよ、ハラスメントの再発防止策を確立することが重要であり、甲南大学のパワハラ体質を一掃するため、和解成立後もしくは判決後に甲南大学に団体交渉を申し入れる考えです。相手が応じないときはブログの記事はこのまま残ることになるし、甲南大学がキャンパス・ハラスメントの再発防止について、当ユニオンと真摯に協議し、効果ある再発防止策で合意できれば、当ユニオンは甲南大学の関係するブログ記事の削除を行う考えです。甲南大学が新世紀ユニオンとの団体交渉に応じない可能性もあります。その時はパワハラの再発は避けられず。第2第3のパワハラ裁判を余儀なくされるでしょう。

 *この和解成立後もしくは判決後の団体交渉について、さらには甲南大学のパワハラの再発防止策について、組合員・サポーターの皆さんの意見を募集します。委員長までメールで寄せて下さい。

教員や学生の安全を保障しない京都府立大学の無責任!

裁判での敗北的和解を隠蔽して、T先生をダイオキシン漏えいの犯人あつかいして、和解条項違反を重ね、団体交渉でも回答らしい回答が出来ずに不当労働行為を重ねた京都府立大学は、実は深刻なダイオキシン汚染の可能性を抱えています。以前の記事のコメントに質問があったので、回答を兼ねて以下に状況報告させていただきます。

京都府立大学は、ついにT先生の血中ダイオキシン検査の相談をしてこなくなりました。昨年度は12月半ばから(つまり2015年の12月半ばから)血液検査をしたい、早く予約しないと年度内にできない、と言ってきたのです。実際には2015年12月の初めにT先生は骨折していたため、年が明けた2016年1月のこの時期に血液検査を行いました。当時の管理課長の説明では、その時期がリミットだということでした。しかし、本年度は年が明けて1月の同じ時期になっても未だ日程調整の打診がないそうです。つまり、京都府立大学はT先生の健康・安全への配慮を放棄したということです。

団体交渉の場でW研究科長は誠意を持って今後も対処していくつもりだと発言し、血液検査も続けていくのだと言っていました。しかし、それが交渉の場だけの嘘であったことが判明しました。交渉を優位に進めるための発言であったにしても、発言した以上は責任を持たねばならないはずです。結局、血液検査のための予算が室内の汚染状況の検査でもなく他に流用されてしまうということは、T先生の健康どころかその部屋を使用する学生の健康も無視したことになります。

大学側の言い分としては、T先生から直接申し入れがなかったというのが大義名分でしょう。しかし、T先生は京都市上労働基準監督署を通して、まずは室内の汚染状況の検査をしてほしい、そのためなら自分の血液検査の費用を回してもらっても構わない、と伝えています。これは何度もT学長にお願いしたにもかかわらず無視され続けたため、やむを得ず労働基準監督署を通すことにしたのでした。

京都府立大は労働基準監督署から連絡がなかったと主張するつもりでしょうか?それでは労働基準監督署がサボっていたと主張するのと同義であり、労働基準監督署を敵に回すことになります。京都府立大学でも、労働法に抵触するような業務環境がないわけではないでしょうから、得にはならない策を取っていることになります。

 しかも、労働基準監督署を通じて伝えられたT先生の提案は、学生の健康の安全を保障するための検査の必要性を訴えているのです。それを無視するのは、学生の安全を確保する気がないとしか言いようがありません。団体交渉でやり込められた腹いせに、直接申し入れがないからという理由で血液検査はおろか室内のダイオキシン汚染の検査すら行うつもりがないなら、学生の安全を担保するべき教育機関としての立ち位置がわかっていないのでしょう。

コメント欄に投稿していただいた方の見解のように、実際には事件の前からダイオキシン汚染が存在することを大学の偉い方々は把握しており、それを知らずに検査を指示した職員のために汚染が発覚したのかもしれません。官製談合ならぬ官製汚染とはうまく言ったものです(この場合は汚染がないことにしていたのであれば、「汚染の隠蔽」が正しいかもしれません)。

団体交渉の場で、W研究科長は、過去にダイオキシンが発生しうる実験や研究を行った者がいるかどうかを問われて、「調査はしていない」と発言しました。農薬を使ったり防腐剤を使ったりする研究室があれば、ダイオキシン汚染が存在する可能性は否定できないにも関わらず充分な調査をしなかったことが明らかになったのです。現在T先生が使っている部屋は旧農場の部屋であり汚染が存在する可能性があるため、検査を嫌がっていることは以前の記事で書いた通りです。さらに、団体交渉の録音記録を聞き直してみると、W研究科長はT先生が何もかも悪いと考えていることが明らかになりました。現在法的手続きの準備中であるため、詳しくはここに書くことはできませんが、時期がくればブログで公開していきたいと考えています。

甲南大学パワハラ裁判で思うこと!

甲南大学のK教授は韓国人です。彼の側の準備書面をみると、彼は自分のパワハラをすべて否定しています。その主張の内容は韓国の大学で普通の事を日本でやっているように見えます。ですからどのような授業をやるかはK教授の権限と彼は認識しています。韓国では確かにそのようです。しかし日本では非常勤講師であろうと、自立した教育者として授業を進める権限があります。国情の違いが裁判で明らかになりつつあります。

関○学院大の韓国人の先生が周りに暴力をふるい問題になっているのも、韓国方式を日本でやっているのかもしれません。なぜ韓国人の大学の先生はパワハラをやりまくり、暴力をふるいまくるのか?不思議です。問題は大学側が韓国人の先生をキチンと管理し、指導できていないことです。それどころか甲南大学は被害者を救済する意思すら皆無で、加害者を形だけの処分でごまかし、心に傷を受けた若いA女性講師を退職に追い込んだのです。この大学は本当にキリスト教大学なのか?疑いたくなります。

関○学院大の韓国人暴力教師はさらにたちが悪いのですが、大学側は解雇にもしません。被害者が何人もいるのにです。一般的に大学側が管理責任を果たせていないのが問題です。しかも被害者の救済や、人権擁護の姿勢が弱いのが特徴です。最高学府が人間としての中身を失いつつあるのが日本の大学の現状なのかもしれません。この大学の関係者(被害者)から団体交渉の問い合わせがありました。ユニオンの組合員になれば関○学院大と団体交渉をする事になるかもしれません。

日本の大学はパワハラをやってはいけないことすらまともに指導・管理できていません。指導者が代替わりする度に指導レベルが劣化し、今や解決能力を喪失しているのが現状のようです。中学を卒業して15歳ですぐ働いた私のようなものが大学の闘いを指導するのも変な話ですが、大学の先生たちは研究妨害やパワハラ等で大変な時代です。新世紀ユニオン(労働組合)が果たせる役割は少なくないので是非相談してくれたらと思います。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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