裁判で明らかになったビーピー・カストロールのパワハラ!

原告は部署異動になったため、全国会議時に被告奥氏に自身の担当を尋ねると、 被告奥氏は原告をにらみつけ 「お前そんなんも知らんのか」と強い口調で叱責した。なお、この日の被告奥氏の言動は、被告会社人事部の中山定氏 (以下「中山氏」という)も「あれはひどい。あれが頭から離れないのではないか (と思う)」 「100人が100人とも変だ。」 (甲30)と発言している。

これに対し被告会社は、中山氏の「仮定的な話しだ」と主張としてきた。仮定的な話しを普通するのか?バカにするものいい加減にして欲しい。

中山氏の上記発言は、原告の主治医との面談においてなされてたものである。その中で、中山氏は、「中立の立場で彼(被告奥氏) を教育してきてる」(甲30)と発言している。また、医師から「公平に見て、被告奥氏の指導能力に問題はなかったのか」と聞かれた際、中山氏は、プレッシャーをかけるという被告奥氏のやり方に問題があったのではないかという見解を述べ、その具体例として、全国営業会議での言動 が「ひどいよな」と発言したのである(甲30)。このように、中山氏は、 公平な立場で1年近くパワハラの調査を行った者として、原告の健康状態の把握と、その原因を追求するために病院に同行したのである。そのため、中山氏が、医師から被告会社での状況を質問されているのに、仮定的発言を述べることはあり得ない。 被告側のパワハラ隠しは明らかだ。

そもそも被告会社は準備書面(1)で、被告奥氏が原告の上司となることは、営業会議が開催された当日(2014年(平成26年)2月14日)に発表された事実で、当日になるまで原告が自らの部下になることは知らなかったと主張する(被告会社準備書面 1、以下頁数のみ、2頁)。しかし、新組織は、同月3日の電話会議時に発表されるとともに、組織図が添付された同日付のメー ルが被告奥氏にも送信されている(甲19)。準備書面(2)では、被告奥氏が原告の担当を決定したのは同年2月後半であると主張してきた。 原告は前任者から確認をとってもらい引継ぎを全国会議の翌週月曜日からすぐに行っているのである。

つまりビーピー・カストロールの人事部は被告奥支店長の「プレッシャーをかける」パワハラを「ひどいよな」と認識していたのであり、後になって奥のパワハラの隠蔽に動いたことは明らかである。支店長の奥がうつ病による休職から復帰する原告に「引き継ぎはしない」としてパワハラを行い、結果原告は会社に奥の移動を求め、その間就労を留保した。するとビーピー・カストロールは不当・違法にも原告を解雇したのである。

ビーピー・カストロールの事案の裁判官の和解提案は真摯なものであったが、ビーピー・カストロールの東京の弁護士は出廷もしなかった。新世紀ユニオンは原告に和解を促し、ブログの削除も含む完全な和解を目指したが、相手が和解する意思がなかったので当方の和解案も被告側に伝えられなかったのである。判決での原告の勝利は動かないと私は見ていますが、被告が外資系メジャーの日本法人であるにもかかわらず裁判での嘘にまみれた見苦しい悪あがきは情けない話です。ビーピー・カストロールの社内体質としてのパワハラは根深いものがあり、今後の本事案の大阪地裁判決の意義は非常に高いと言えます。

(株)ソフトハート研究所の「御連絡」への反論!

ソフトハートは受け入れが不可能な条件を付けて事実上私物の返還を拒否したので執行委員会で討議の上地方労働委員会の場で争うことにします。以下組合員の皆さんへの御報告です。(固有名詞はふせました)
2017年7月24日付け「御連絡」への反論

当ユニオンの組合員であるA氏の私物を、解雇して1年近くがなるのに未だに返還しないことに厳重抗議します。

A氏は、エーコープ店長のエッチな雑誌をロッカー内のパソコンのカバン内に入れる嫌がらせや、「違算」でっち上げでの退職強要のパワハラや尾行等で昨年「不安障害」になり、欠勤を余儀なくされた経緯があり、貴職はA氏が私物の返還に精神的負担で立ち会えない事を計算に入れて、卑怯にも立ちあいを求めています。これは不当というしかありません。

よってA氏とノートパソコンの所有者であるA氏の夫が窃盗事件として警察に告訴することを希望している以上、当ユニオンは阻止できないことを通知します。A氏は単なる私物の横領というだけでなく店長のセクハラ事件として告訴する意向であるので貴職が返還しない以上、当ユニオンはそれに反対することは出来ません。

なお貴職はソフトハートの社長として当ユニオンの組合員への就業規則の開示を求めたことに対する報復の解雇、並びに今回の私物の窃盗事件に付き、不可能な条件を付けて、あくまでも返還を拒否する件につき、当ユニオンの組合員に対する不当労働行為として地方労働委員会に救済申し立てを行う方針であることを通知します。

解雇した場合当然にも解雇した本人の私物は会社が責任を持って送付することは世間では当たり前であり、当ユニオンは直ちに返還を求める。私物の返還を事実上拒否する貴職の行為は明らかにA氏が新世紀ユニオンの組合員であることを理由にした、嫌がらせ=不当労働行為であるので、当方は地労委の場で争う他ありません。
以上通知します。

(株)ソフトハート研究所からの私物返還の回答なし。

レジの仕事で「違算」でっち上げでもめたので、ユニオンが就業規則の開示と、レジ取扱規則の開示を求めたところ解雇されたAさんのロッカー内の私物(印2つノートパソコンなど)が今に至るも返却されていません。解雇されたらすぐ私物を着払いで送り返すのがふつうです。

ところが(株)ソフトハートの弁護士は「予防的労務管理」を売りにしているのでやることが汚い。就業規則の開示義務があるのに裁判で最高裁判決を立てに開示を拒否し、挙句契約書と更新契約書を偽造してきました。つまりAさんを「契約社員」にして雇止めにしてきました。

ところがこの「雇止め通知書」はユニオンにもAさん本人にも送達されていません。しかも月収入6万円代のパートに対し、会社が労働審判に持ち込み、やむなくAさんは地位確認の裁判が必要になりました。このためAさんは保有していたマンションの売却を余儀なくされました。

8月に判決が出ますが、Aさんが勝訴しても原職復帰すると、就業規則の開示は不可欠です。ところが裁判でも被告のソフトハートは就業規則を開示しませんでした。そこで再び兵庫の労働局等に書面で偽装請負の告発と就業規則の開示をするよう求めました。

Aさんは「私物が1週間以内に返却されないと警察に行く」と怒っていますので、この事案は火曜日には刑事事件になる可能性が出てきました。宅急便で送れば1件落着するのに(株)ソフトハート研究所はおかしな会社です。裁判で敗訴が確実なので、ロッカー内の印鑑を使い新たな書面を偽造しているのではないか?との疑いが出てきます。

カメレオンのようにホームページが請負になったり、派遣業になったり、ころころ変わる詐欺師のような会社ですから、考えていることが分かりません。ひょっとするとAさんの私物をパックったのは別会社のスーパーの店長かもしれません。今回の私物の返還は裁判とは関係ありませんがことごとく「予防的労務管理」を売りにしている弁護士が事態を大ごとにし、火を付けているようで、困ったことです。

被告ビーピー・カストロールとの和解案が決裂!

組合員の関心が高いパワハラ事案ですので報告します。
先日の裁判で裁判官から和解提案がなされました。原告のAさんはユニオンと和解案を検討、ユニオンのブログ記事の削除を含めた完全な和解案を検討し、提示を準備しておりました。ところが被告ビーピー・カストロール側の代理人が欠席、(奥被告側の代理人は出席)被告と原告側の和解金額の差は約10倍もあり和解は決裂しました。
 
被告会社人事部の中山氏は原告のAさんと奥支店長のパワハラについてA氏と相談中に以下に記すようにパワハラを認めていました。ところが裁判では被告はパワハラを全面否定しています。

被告会社人事部の中山定氏 (以下「中山氏」という)は「調査していく中で・・・行き過ぎてるところは、行き過ぎてるところで、 彼(被告奥氏)にいろんな手を使って直接指示もした」 「全部すべからず、その表だって、その黒か白かハッキリ明言するっていうことが、果たしていいのかどうかってあるよね」 「確かに行きすぎなマネジメントをしてるというふうに、HRは靖子さん(被告会社人事部長の長浜氏)含めて認識してる」と発言している(甲18号証)。すなわち、中山氏自身は調査を進める中で、 被告奥氏の言動が度を超えるものであったと認識しつつも、被告会社の結論としては、パワハラの認定は回避し、隠蔽した方が良いと考えていたものと思われる。

 しかし中山氏は、「全部すべからず、その表だって、その黒か白かハッキリ明言するっていうことが、果たしていいのかどうかってあるよね」と発言してるのに「パワハラは無かった」と結論付けるのは、全くおかしな話しである。

 さらには、原告がオープントーク(※オープントークとは、不正行為などがあった時の通報システム)を匂わせると被告会社、人事部中山氏は、「オープントークって駄目だね」と発言している。これは、原告にオープント―クされると大変な事になると認識していたのであろう。つまり被告ビーピー・カストロールは奥支店長のパワハラを認識しておりながら、あくまでも隠蔽しようとしていたのは証拠で明らかである。

新世紀ユニオンは原告のAさんの奥支店長と会社への怒りが強く、したがって被告側の退職を前提とした低額での和解はありえず、やむなく判決まで行くほかない情勢です。新世紀ユニオンとしては被告のビーピー・カストロールが当初は奥支店長のパワハラを認識していたことから現実的和解案を検討し、その為には被告関係のブログ記事の削除をも検討していましたが、相手に和解の意思がない以上どうしょうも有りません。

この結果、この事案は最高裁まで争われる可能性が高くなり、ユニオンの期待する完全和解は難しい情勢です。裁判の長期化は争議宣伝の長期化を意味しており、泥沼になれば完全和解はさらに難しくなります。被告企業が外資系である点が和解を難しくしています。東京の弁護士が大阪まで来て和解の席に出ないことが、そもそも和解する意思がないことを示しています。

新世紀ユニオンでは、ビーピー・カストロールの元社員の方で、この企業のパワハラ体質、とりわけ大阪支店長の奥氏のパワハラについて証言できる方を探しています。元社員の方は是非御協力ください。

経営者の違法行為のやり得・合法化を許すな!

残業代の請求をしても裁判での和解では半額しか裁判官は認めません。違法解雇をしても日本は慰謝料を認めません。未払い賃金だけです。ですからパート労働者の場合賃金が安いので裁判や労働審判をしてもペイしません。つまり日本の裁判は違法行為のやり得になっています。

ものを盗んでつかまり、取ったお金を返しても犯罪は犯罪です。ところが経営者の「賃金窃盗」は裁判で違法が明らかになっても半分返せばいいのです。これでは違法行為のやり得です。これでは裁判を闘う人はなくなります。

こうして労働者の側も会社の食品に異物を混入したり、労働事案のもつれで社長の射殺事件でさえ起きています。新世紀ユニオンにも「あいつを殺したい」というたぐいのパワハラがらみの相談が時々持ち込まれます。その人達に裁判で闘うように説得し、闘っても相手のやり得になるのでユニオンから離れていく結果になります。違法行為のやり得を裁判所が許す現状はどうにかならないものでしょうか?

真面目な正直者が報われる裁判制度にして欲しいと心から思います。3年間も職場でいじめられ、結果うつ病になった人に、裁判官が示す解決金が8万円という信じられない労働審判さえあるのです。私は腹が立って仕方が有りません。この事案の経営者側弁護士は裁判官上がりです。そのような不正の画策には反撃権が認められないといけません。

新世紀ユニオンには、「パワハラの加害者を殺したい。」「800万円出すから紹介してくれ」心からの叫びを持ちこまれることもあります。日本の労働裁判は現状回復主義なので合法的闘いを示しても闘いがペイするとは限らないのが現状です。実際に裁判を闘って敗北する結果となることもあります。和解で解決金が示されても弁護士の着手金よりも少ない例さえあるのです。

結局日本の労働者には泣き寝入りするか、違法行為で反撃するか、この二つしかないのが現状です。ペイしないかもしれないが、と言いつつ裁判を闘うことを進める側も辛いものがあります。アメリカのように懲罰的慰謝料に踏み込むことが必要な段階に来ていることを指摘しなければなりません。

ネット上で「あなたの恨みはらします」という事業が増え続けているのには理由があります。司法関係者は反省すべき時だと思います。労働者の解雇裁判は未払い賃金だけなのに、最近は解雇せず、仕事を取り上げたり、パワハラの加害者を移動させないので仕事がしたくとも、できないようにし、企業が解雇しなければ未払い賃金さえ払う義務がないのです。こんなバカな国は日本ぐらいです。だからブラック企業が増え続けています。

しかも「残業代ゼロ法案」や「裁量労働制」を「連合」が経営者の手先として導入を叫ぶような時代です。安倍政権が進める解雇の金銭解決ができたら新世紀ユニオンは解散するほかありません。おそらく解雇事案がなくなれば財政が破たんすることが確実ですから。労働分野の規制緩和とは経営者の違法行為の合法化の事です。労働者はこうした状況では合法的闘いがほとんど不可能です。合法的闘いの道をふさぐことは、その社会の支配階級が愚劣であることを示しています。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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