あらゆる闘いで重要なのは心構えである!
雇用を守る闘いも同じで、本人の決意が固いと証拠集めもうまくいくが、決意ができていないと、ICレコダーを会社側に見せたり、録音があることを相手に知らせたりする。
それで会社が引くことを期待するのである。考えが甘いので、自分から手の内を見せて不利な事態を招く人がいるのである。
闘いとは最悪の事態を予測して、裁判闘争も辞さずの強い決意があると、雇用を守る闘いもうまく勝利できるのである。
心構えができていない人は、裁判を闘う中ですぐ動揺したり、生活が苦しいとすぐ泣きごとを漏らす。こうした人は会社も分析しているので、わざと裁判を長引かせたりして嫌がらせをしてくる。
労働運動は、「孫氏の兵法」が通用する数少ない分野であり、「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」であり、リストラとの闘いも前もって準備をどれだけしているかが心構えで違って来るのである。
スポーツであろうと、戦争であろうと、労働運動であろうと闘いの心構えが一番重要で、決意が固い人は証拠もたくさん準備しています。
この決意が日ごろからできていないと、会社に攻撃の口実を与えていたり、弱みを握られていたりします。日ごろからの心構えが何事も重要だと思います。