三重・伊藤製油(株)の不当な解雇理由について!

伊藤製油のAさんは、地元のユニオンに加入していた時、ユニオンのブログに「これまで何人もの社員が会社の理不尽な退職強要により、辞めさせられている。」と組合が書いたことが社長の逆鱗に触れ、抗議により地元ユニオンがこれを削除した。そこでMさんは新世紀ユニオンに加入したので(当ユニオンは二重加入を認めている)、当ユニオンが争議宣伝を行うことにした。(本事案は現在津地裁四日市支部で争われている。)

Mさんが会社の攻撃対象になったのは、Mさんが社内労組を脱退する意思を表明したところ、ある部長より恫喝的な説得を受け、Mさんはそれ以来会社の攻撃対象となった。Mさんは一度解雇されたが会社はこの時「弁明の機会を与えていなかった」として解雇を撤回し、改めて解雇理由が並べられ賞罰委員会が作られた。会社はこの時、降格減給でMさんを大幅な減給にし、同時に始末書を書くよう求めてきた。

地元のユニオンは降格・減給・始末書の受け入れを勧めたが、Mさんはこれも受け入れなかった。しかし、たくさん休んで迷惑をかけたのは事実ので、始末書については提出してもいいと考えていたが、社長が始末書の内容が納得できないと次の処分をやるかの発言をしていることが伝えられ、始末書は次の処分の一里塚と位置付けていることが分かり、結局Mさんは始末書は出したかったが、出せなかった。降格・減給は会社が強行した。こうしてMさんは懲戒解雇された。同じ理由で昇給や一時金の査定で懲戒され、さらに降格減給処分、その上懲戒解雇されたのである。

解雇理由は多いが主要には2つである。一つは4年も前の社内メールが会社幹部を誹謗中傷したということ。二つ目は交通事故と病休で無断欠勤が多い、というものである。社内メールは社内労組脱退表明に反発した部長が変わることを期待し、部長へのメールを社長や会長にCCで送ったことが解雇理由になった。この部長が営業に出て1000万円の赤字の契約をしてきたこと等を咎める内容のメールが、上層部を誹謗中傷したとして解雇理由にされたのである。また無断欠勤が多い点は、自転車の転倒事故で顔と頭を打ち、当初軽い怪我と見られたのが後で「脳挫傷」であったことが分かり、治療が長引いたこと、さらには急性気管支炎、ウイルス性肝障害で1月ほど休んだ。

Mさんは会社を休む時は必ず届けており、その証拠もあるが、会社は診断書提出が遅れたことを無断欠勤と決めつけた。しかしMさんはキチンと診断書も出しており、休む届もしている。Mさんがメールで咎めた部長は、無能だが社長が部長を咎めなかったことがMさんの解雇につながったのである。Mさんは社長が「仕事振りについては申し分ない」と言うほど優秀な営業マンであった。それだけに自分たちの愛社精神と営業努力を平気で踏みにじり、1000万円の赤字を出す部長が許せなかったことが災いした。Mさんは配置転換の上懲戒解雇されたのである。

三重県の伊藤製油株式会社はひまし油のトップ企業で、社長は地元の経済団体の役員をやる等地元では名門企業である。名門企業が代を重ねるたびに指導者が小粒になり、愚劣極まる指導者がついに名門会社をダメにする例は世間に多くある。伊藤製油の労組はユニオンショップでもないので労組を脱退することは合法で自由であるのに、会社幹部が社内労組の脱退で激怒し、ついには解雇理由を探し出して懲戒解雇した、と言うのが本事案の本質である。具体的には今後詳しく書いていきたい。

なお伊藤製油の経営者はユニオンの宣伝をいちいち批判し、ブログの削除を迫る等常識がない。念のために書くが新世紀ユニオンが、経営者の抗議でブログを訂正・削除するのは内容に明らかな間違いがある場合、もしくは書き込みに違法な内容がある場合にかぎる。
労組の争議宣伝は刑事免責・民事免責があり憲法と労組法で保護されている。ましてや憲法が保障する表現の自由を、経営者の不当な圧力で曲げることは新世紀ユニオンは絶対にしない。ブログへの攻撃には2倍3倍の宣伝で反撃することを表明しておく。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
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(土日祝と17:00以降は要予約)
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