三重・伊藤製油のAさんが不当に解雇された発端!

社内労組は全くの御用労組で、組合員の相談に対し誠実に取り組まないばかりか、相談内容がすぐに会社に伝わり、相談した人が会社に睨まれることになる等、誰もこの社内労組を信用していない。Aさんは呆れかえってしまい2011年4月社内労組に脱退を申入れた。

すると上司の国際部部長が出てきて「非管理職の組合加入は明文化されていないものの、強制である。」「会社はより高いステージに進もうとしている。そこでこういうことをされるとまずい。」「脱退すると、嫌がらせや村八分など不利益を被ることになるだろう。」また別の機会には「脱退すると部を崩壊させることになる。」「会社にいられなくなるように追い込まれる。」などと恫喝された。その際Aさんは「脱退の意思を撤回するつもりはない」と返答したが、後日自分の意思で組合に残留することにした。そのご部長が自分が説得して残留させたと言っていたのを聞いたので、Aさんは部長に撤回を求めた。この時のやり取りと軋轢が、Aさんが会社から排除の標的になる発端とも言える事であった。

Aさんは部長が1000万円の赤字を出した時、なぜか人事考課を下げられ、さらに組合脱退騒ぎを起こしたとして一時金の査定をマイナスにされ、さらに翌年の昇給も見送りにされた。つまり上司の赤字の責任をなすりつけられたのである。これがAさんが上司に批判的なメールを送ることになった動機である。

悪い時には、悪いことが重なる。Aさんは自転車事故で脳挫傷となったが、当初は医師は脳挫傷に気付かず、治療が長引いた。この時の体力の低下があってAさんは連続的に病気になり、長く休むこととなった。しかし休む時はキチンと上司に連絡し、診断書も提出したが、会社はこれを無断欠勤と強弁した。

Aさんの排除を狙っていた会社は絶好の機会として、諭旨解雇としたが弁明の機会を与えていなかったので撤回した。そして処分をやり直したのである。4年前のメールが上司を誹謗中傷している、無断欠勤が多いとして降格し3万5千円の減給処分とし、Aさんに始末書を書けと迫った。地元のユニオンは受け入れを勧めたが、Aさんは受け入れられなかったので始末書は提出しなかった。会社は始末書が出ていないとして懲戒解雇した。

会社の御用組合はAさんへの最初の諭旨解雇を、会社に抵抗せず組合員のAさんにも無断で、解雇は「社会通念上、相当である」と素直に同意した。懲戒解雇につながる賞罰審査委員会では、「懲戒解雇が相当である」と口火を切った。こともあろうに、これらの記録が会社の裁判書証で出されたのである。この社内労組はまるで会社の一部門(=支配の道具)のようであった。
こうしてAさんは社内労組に残留したことで酷い裏切りに合うこととなった。(社内労組の裏切りはまたの機会に詳しく書くことにする。)
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