話し合い解決が少なくなった理由は経営者の強欲にある!

ユニオン結成当時、いまから16年も前は話し合い(団体交渉)で解雇を白紙撤回する会社もあった。ところが最近はブラックな会社がやたら増え、残業代の請求や、就業規則の開示を求めるだけで解雇する。有休の消化もさせず、予告手当を払いたくない為、猿芝居を演じて自己退職を強要する会社まで出てきた。

安上がりに解雇するため、だましたり、嫌がらせして自己退職に追い込んで労働者の恨みを残せば、やがて口コミでブラックな噂が広がり、やがてそれは企業業績に影響するようになる。法律を知らない労働者をだまし・脅し・欺瞞し・罠を仕掛け、退職届をかかせるのが、人事の「誇るべき」(=実は恥じるべき)仕事になった観があります。

昔は経営者も労働者の生活を気にかけていたが、いつから経営者が手段を選ばず労働者を攻撃するようになったのだろうか?それを考えると、ソ連が崩壊し、中国が変質し、社会主義が崩壊状態になって、先進資本主義国はこぞって強欲の資本主義に転じた。「労資協調」は死語となり、いくら搾取しようと社会主義の滅んだ今、誰からも文句がない、とばかりに資本主義は強欲な手法へと舵を切ったのです。

その結果資本主義は自由化・民営化・規制緩和がうたい文句となり、労働組合は家畜化され、経営はリストラが主流となった。人件費を切り下げれば目先の利益は増えるが、同時に国民経済は個人消費が縮小し、資本主義は縮小再生産の負サイクルにはまりこんだ。資本家と労働者はどちらも相手を必要とし、相互に依存する関係であるのに、それを忘れて平気で労働者を解雇する時代となった。リストラすれば株価が上げる時代なのです。

話し合い解決は難しくなり、解決には裁判が主要な手段となった。事案では裁判でも解決できない場合がある。こうして日本の社会は自殺や過労死が増え、長時間労働が当たり前になり、労働者の雇用が脅かされ、労働者は生きるための闘いを迫られるようになった。いまや規制緩和で解雇の自由化が検討され、ユニオンはブラック企業の憎しみの的となった。自社の食品に異物を混入し、労働者の闘いも手段を選ばぬ方向へ進みつつあるように見えます。

世界中で、テロが激増し、階級矛盾が生きるための闘いとなり、手段を選ばぬレベルに達していることの危険を指摘しなければなりません。ユニオンに「あいつを殺したいから紹介してくれ」「どうしたら殺せるか教えてほしい」という相談が増えてきていることは、弱者に対する思いやりを忘れた社会(=強欲の資本主義)が限界に達しつつあることを教えています。弁護士が経営者に違法行為を指導する時代です。最近ユニオンの合法的闘いに限界を度々経験するようになったが、それでも新世紀ユニオンは、一人でも多く強欲の資本主義の餌食になるのを防ぎたいと考えていいます。
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m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
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