労組は誰のためのものか?

私は50年ほど前に青年婦人部長として活動しはじめました。解雇になった少し足が不自由な青年を守るために青年婦人部として独身寮で課長と話あったことが、翌日には「脅迫監禁事件」をでっち上げられ、青年婦人部長を解任され、組合権も何年も停止されました。私が労働運動を生涯の仕事にするきっかけとなった事件でした。解雇された人を守ろうとしたら処分するのが現在の企業内労働組合なのです。

こうした経験から既存の企業内労組が、実は会社の労働者支配のための道具だと私は知りました。会社からリストラされた労働者が、組合に相談すると「あなたは既に組合員ではない」と門前払いされた人が新世紀ユニオンには多くいます。

労働貴族の上層連合である「連合」は、いま残業代ゼロ法案の立法化に加担しています。労働者を過労死に追い込む賃金未払いの長時間労働を可能にするのは誰のためなのでしょうか?解雇された労働者を守らないのであれば「家畜労組」を名乗るべきです。

私は労働組合が労働者の雇用を守れるようにしたい、との思いで新世紀ユニオンを結成し、これまで17年半活動してきました。世間に労働者のために働く労組が求められていると考えたからです。私は日本の労働運動の歴史を研究し、日本の労働運動がGHQの戦後労働改革から始まったこと。戦後の経済復興を支えるための民主的な労働法制が作られたが、その後経営者たちはその労組を飼いならすことに全力を挙げ、今や交通ゼネストは過去の事となりました。

研究を踏まえて、私は現在の御用労組を「家畜労組」と名付けました。その後何年かしてレーニン全集を読んでいて、レーニンが西欧の当時の労働組合を「家畜労組」と呼んでいたことを知り、おどろいたこと、うれしかったことを思い出します。

レーニンは、労働組合を労働者の「闘いの砦」と位置付けていました。そうです労働組合は労働者のためのものです。労働者のための労組が飼いならされ「家畜労組」に落ちぶれているのです。労働者が過労死するほどの36協定を結んでいる労組はぜひ反省して欲しい。労働者の命と雇用を守るために協定締結権を役立ててほしいと思います。

労働組合の指導者は、自分の指導する労組が、労働者のためのものになっているかを毎日点検することが必要なのです。新世紀ユニオンは無党派の個人加入労組です。労働者のための労組なのです。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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