先月、伊丹労働基準監督署に情報提供しました!

以下は情報提供の全文です。
御連絡
当ユニオンの組合員であるAさん(女性)はレジ請負を業とする伊丹市中央1丁目6番19号に本社を置く株式会社ソフトハート研究所とパート雇用契約を結び、株式会社エーコープ近畿和田山店に置いてレジ担当従業員として勤務していました。

ところが昨年7月レジ業務の違算を口実に退職強要され、当ユニオンがA氏本人の希望として「引き続き働きたい」ということであったので、株式会社ソフトハート研究所に対し「就業規則とレジ取扱規則の開示」を求めたところ、何回書面で要求しても開示しませんでした。この時厚労省と貴労働局に電話で相談して「本人に就業規則の開示を求めておくよう」指導を受けました。指導に従い就業規則の開示を本人が書面で求めても開示しませんでした。

新世紀ユニオンとしては就業規則とレジ取扱規則が開示されたら、本人が働き続けられるよう団体交渉を申し入れる予定でしたが、あろうことかソフトハート研究所はAさんが入職時に署名されられていた空欄の書面に数字などを記入し、期間契約書と更新契約書を偽造し、その後解雇(雇止め)してきました。

その直後、ソフトハート側は「地位不存在確認請求事件」の申立てを神戸地裁に行い、やむなくAさんは地位確認の訴訟を起こし対抗しました。ソフトハート側の弁護士は「予防的労務管理」を売りにしている弁護士です。

訴訟においても被告の株式会社ソフトハート研究所は就業規則とレジ取扱規則を原告弁護士が書面で求めても開示せず。裁判は近く判決が出ることになっています。パートのAさんの1か月の収入は6万8000円ほどであり、弁護士着手金など35万円と成功報酬を考慮すると裁判はペイしないものとなり、争議開始時にA氏は所有していた神戸市内のマンションを売却せざるを得なくなりました。

解雇は違法なので勝訴は確実であっても、就業規則とレジ取扱規則が開示されず。請負なのか派遣なのか不明なままでA氏は原職に復帰する事になります。貴労働局に置かれましては株式会社ソフトハート研究所に対し直ちに臨検を行い偽装請負を正し、就業規則とレジ取扱規則を従業員全員に開示するよう指導していただきたい。

裁判の中で被告のソフトハートは「レジ取扱規則等ない。」と主張しましたが実は開示要求する前に、私はソフトハートのY専務取締役に電話で「レジの取り扱いを記したパンフレットがある。」ことを確認しています。ソフトハートが就業規則を開示しない理由として最高裁判決を持ち出していますが、その最高裁判決は就業規則の開示を促す判決なのです。

この間株式会社ソフトハート研究所のホームページは「請負業」から「派遣業」に変更され、現在はどちらか分からない内容になっています。どう考えても偽装請負であるため就業規則を開示できないのだと思います。

働き方改革に政府も取り組んでいる時でもあり、貴労働基準監督署に置かれましては(株)ソフトハート研究所に対し、就業規則等をキチンと開示するよう指導方をよろしくお願いいたします。以上(個人名はイニシャルに変えています。)
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
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