被告ビーピー・カストロールとの和解案が決裂!

組合員の関心が高いパワハラ事案ですので報告します。
先日の裁判で裁判官から和解提案がなされました。原告のAさんはユニオンと和解案を検討、ユニオンのブログ記事の削除を含めた完全な和解案を検討し、提示を準備しておりました。ところが被告ビーピー・カストロール側の代理人が欠席、(奥被告側の代理人は出席)被告と原告側の和解金額の差は約10倍もあり和解は決裂しました。
 
被告会社人事部の中山氏は原告のAさんと奥支店長のパワハラについてA氏と相談中に以下に記すようにパワハラを認めていました。ところが裁判では被告はパワハラを全面否定しています。

被告会社人事部の中山定氏 (以下「中山氏」という)は「調査していく中で・・・行き過ぎてるところは、行き過ぎてるところで、 彼(被告奥氏)にいろんな手を使って直接指示もした」 「全部すべからず、その表だって、その黒か白かハッキリ明言するっていうことが、果たしていいのかどうかってあるよね」 「確かに行きすぎなマネジメントをしてるというふうに、HRは靖子さん(被告会社人事部長の長浜氏)含めて認識してる」と発言している(甲18号証)。すなわち、中山氏自身は調査を進める中で、 被告奥氏の言動が度を超えるものであったと認識しつつも、被告会社の結論としては、パワハラの認定は回避し、隠蔽した方が良いと考えていたものと思われる。

 しかし中山氏は、「全部すべからず、その表だって、その黒か白かハッキリ明言するっていうことが、果たしていいのかどうかってあるよね」と発言してるのに「パワハラは無かった」と結論付けるのは、全くおかしな話しである。

 さらには、原告がオープントーク(※オープントークとは、不正行為などがあった時の通報システム)を匂わせると被告会社、人事部中山氏は、「オープントークって駄目だね」と発言している。これは、原告にオープント―クされると大変な事になると認識していたのであろう。つまり被告ビーピー・カストロールは奥支店長のパワハラを認識しておりながら、あくまでも隠蔽しようとしていたのは証拠で明らかである。

新世紀ユニオンは原告のAさんの奥支店長と会社への怒りが強く、したがって被告側の退職を前提とした低額での和解はありえず、やむなく判決まで行くほかない情勢です。新世紀ユニオンとしては被告のビーピー・カストロールが当初は奥支店長のパワハラを認識していたことから現実的和解案を検討し、その為には被告関係のブログ記事の削除をも検討していましたが、相手に和解の意思がない以上どうしょうも有りません。

この結果、この事案は最高裁まで争われる可能性が高くなり、ユニオンの期待する完全和解は難しい情勢です。裁判の長期化は争議宣伝の長期化を意味しており、泥沼になれば完全和解はさらに難しくなります。被告企業が外資系である点が和解を難しくしています。東京の弁護士が大阪まで来て和解の席に出ないことが、そもそも和解する意思がないことを示しています。

新世紀ユニオンでは、ビーピー・カストロールの元社員の方で、この企業のパワハラ体質、とりわけ大阪支店長の奥氏のパワハラについて証言できる方を探しています。元社員の方は是非御協力ください。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
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