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保育所不足・保育士不足について!

少子化問題の一つの理由に、保育所に入れず、働けない女性がたくさんいます。「保育所落ちた日本死ね!」の衝撃的な書き込みで、保育所の不足が日本の社会問題になっています。しかし、あれから数年経っても未だに保育士不足が続いています。今の日本は、保育士が7、4万人不足しているそうです。

保育士は賃金が低く、保育士の資格を取った人がたくさんいるのに51,7%の人しか保育所に就職しないのです。手取りが13~14万円ほどでは、どうしても賃金の高い方に就職します。保育士が集まらなくて保育所を増設できなかったり、閉園になる例もあるそうです。

世間では、保育士は子供と遊んでいるだけ、とみているので待遇が悪いのです。ところが保育士の仕事を25年間続けたユニオンの組合員の女性に聞くと、保育士は子供の命を預かり、アレルギー食に注意したり、右手と左手に子供を抱っこしつつ、3人目の子供をあやすこともあり、そのほかに子供を抱きながら、育児ノートを書いたり、様々な持ち帰り残業も多く、サービス残業が多い仕事だそうです。

仕事が負担で腱症炎や肩痛や首痛、さらには腰を痛めても労災認定されない為、体を潰しても救済措置がないのが現状だと言います。こうして保育士が次々保育の仕事から離れているのです。したがって保育士を確保するために、行政が一人につき4万5000円の賃金補助を出している市まで出ているほどです。

安倍政権は幼児教育の無料化の方針ですが、無料化にしても保育所の不足と保育士不足は解決しないのです。ピント外れの政策としか言いようがありません。必要なのは保育士の賃金を世間の労働者並みに上げること、それと同時に保育士の労災認定で、体を痛めた時に救済措置を取ることが緊急に必要です。そうしないと保育士不足は解決できず、したがって待機児童問題も解決できません。日本は女性が子育てしながら仕事を続けられるようにすれば、労働力不足も解決できるのです。

明日の日本を担う子供を安心して預けることのできる保育所と保育士を必要な量確保することは政治がすぐに解決しようと思えば解決できる問題です。しかしその政治が問題の本質を理解できていないのが日本の現状なのです。仕事で体を痛めた保育士の労災認定のための裁判(行政訴訟)を新世紀ユニオンは支援していきたいと考えています。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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