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増加する「個人請負」の欺瞞的雇用形態!

最近はフリーランスで働く労働者が増えている。厚生労働省は4月12日企業から仕事の発注を受ける「個人請負」などの働き方をする労働者が約170万人のぼる、との調査結果を公表した。それによると年収50万円未満が29,4%と最も多く、50万以上~100万未満が11,2%と極めて低賃金であることが明らかになった。

フリーランス等とスマートな呼び名の「個人請負」は事実上労基法違反の低賃金労働者を合法に見せかけるものであり、その多くが偽装請負なのである。こうしたフリーランスの労働者は建築土木関係に多く、続いてIT関係、デザイナーなどが多い。

労働契約法上の労働者性が認められるには、いわゆる「使用従属性」と「報酬の労務対称性」の2つの要件を満たさねばなりません。自分が偽装請負ではないか?と思った労働者は以下の点を調べて下さい。
(1)相手方社員から業務指示を受けているか?
(2)労働時間が専属性を示すほど長時間か?
(3)仕事の備品などは相手企業から出されているか?
(4)給与支払明細書を貰っているか?

つまり事実上雇用契約であるのに業務委託契約を偽装する「偽装請負」で、低賃金で長時間働かされている例が多くあります。本当に請負なら労働者の賃金より高額な請負金額でなければ事業として成り立ちません。「偽装請負」とは請負の名で労基法違反を逃れる詐欺的雇用形態の事です。厚生労働省はこうした偽装請負をフリーランス等と呼んでいますが、新世紀ユニオンに言わせれば、これらは違法な「偽装請負」であり、多くが最低賃金法違反ですし、残業代も払われていません。

こうした違法な雇用形態が最近増えている事は、詐欺的な手法での非正規労働に過ぎないので、こうした「業務委託契約」では働かないようにして下さい。フリーランス等と言うスマートな呼び名に騙されて年収50万円以下で働くのは愚の骨頂と言うべきです。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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