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(株)三重銀行・社外取締役 ブラック企業の悪辣な団結権侵害を擁護?!(その1)

Aさんは三重県労働委員会に(1)四日市市の伊藤製油(株)に約7年前から2週間前まで、不利益取扱を威圧の道具に用い団結権を侵害され続けた、(2)動機はユニオンに加入し組合活動をする事を忌避ないし嫌悪し,社内御用組合を阻止するものであった(3)取引先(株)三重銀行からの出向者も賃金窃盗、また隠蔽のため「ロックアウト解雇」を主導し加担した、(4)排除した後の裁判でも(2)の意思表示を続け威圧し、今後も攻撃が繰返されるおそれがある、との趣旨で不当労働行為救済命令を申立てました。

労委は、行われた日から1年以内の行為を受付け、不当労働行為か否かを審査します。手を変え品を変え複数の攻撃を行い、一見すれば個々は数年前に終了した関連性のない行為と見せかけても、団結権を侵害する意図(「不当労働行為の意思」という)が全ての根底に隠され、最後に行われた日が1年以内である場合は「一体として一個の不当労働行為をなす」とみなし申立てる事が出来ます(「継続する行為」という)。本件はまさしく「一体として一個」、それを愚劣ないし悪辣な手法で隠蔽し続けたものです。またやはり、伊藤製油は答弁書などで攻撃を続けました。ブラック企業に他ならない事の裏付けです。

三重県労働委は、被申立人・伊藤製油が繰返した恥ずべき行為また愚劣な詭弁の数々を主張・展開したAさんの申立を、異議なく(=補正させず)受付けました。しかし公益委員に就いた吉田すみ江弁護士が、被申立人・伊藤製油の取引先また四日市商工会議所の会頭である、三重銀行の社外取締役、被申立人も同所で副会頭など歴任し、地元経済界の要職のためか、まるで「出来レース」の如く不審な審査指揮を展開しました。まず怪しい経過を概説し、今後に具体的事実を公表していきます。

本件の第一回調査の前に定期改選で各委員が交替しましたが、第二回調査の場で労働者側参与委員だけ(違う労組に)交替しました。Aさんに事前通知は、ありません。石川秀樹・新委員(全日本運輸産業労働組合・三重県連合会執行委員長)はAさんに、何故か「申立の取下げ」を求めました。Aさんが準備書面をどう読んだのか質すと、石川氏は『「労委解説」は読んだ』とだけ、答えました。全国労組の支部長たる人物ながら当事者の書面も読まず、取下げを求めるためだけに参加したのかもしれません。ここで事務局の長谷川裕主幹は、Aさんに怒鳴り付け黙らせるような発言をし、石川氏へのそれ以上の質問を阻みました。

労委は「裁量」として準司法的な権限を与えられるため、被申立人が誰であれ公正中立な立場を貫き、何らの嫌疑をも抱かせぬ適正な審査をしなければなりません。しかし第二回調査の途中で、Aさんだけ控室で暫く待機させた、つまり吉田すみ江公益委員らが被申立人・伊藤製油だけと直接協議したと疑われる、「空白の時間帯」がありました。吉田氏は、Aさんが「一回限り、終了から1年を経過した行為」だけに審査を求めたとし、肝心の「不当労働行為の意思」の有無に関する判断は放棄し「1年以内なら、審査出来るんですけどねぇ」と述べ、却下する事を示唆し結審させました。労働委は、終了から1年が経過した行為の救済命令申立は「受付けられない」規定ですが、受付けた以上「終了から1年を経過した行為“だけに”、審査を求めた」筈などありません。吉田委員はAさんを騙し、そう仕立て上げるため、途中で書面を補正させたと推量されます。

ところで労働委員会規則では、証人審問の再開は出来る一方で、「調査」の再開を認める規定はありません。しかし吉田氏は、再開がありうるかの結審宣言をしました。その調書には、会長の向山富雄弁護士、永田事務局長ら10名が押印しています(「空白の時間帯」は当然、記載ありません)。そしてやはり調査は再開されず、仮にAさんが一旦取下げ書面を再編し申立をし直そうにも、「継続する行為の終了」と主張していた日から1年が経過し規定により受付けられなくなる時期に、決定書が発行されました。

地方労委の決定に不服の場合、取消訴訟または中央労働委員会へ再審査の申立が出来ます。実はAさんは、結審後に時間を縫っては中労委へ労働組合法ないし労委規則の解釈を確認、念のため別職員にも再確認していました。職員により回答が異なるため集約・検証すると、再審査また取消訴訟の争点は地労委の事実認定ないし判断であるゆえ、肝心の「不当労働行為の意思」また継続の有無を審査しなかった以上、決定書に示される筈はなく争える訳もないと推察されました。「一回限り、終了から1年を経過した行為」だけ審査した決定書の再審査を申立てれば、門前払いされ得ます。吉田すみ江公益委員が、審査を求められた内容を捻じ曲げ結審させた理由は、Aさんを中労委で自滅させ体よく幕引きを図る工作だったと見て、間違いないだろうと思われます。未然に騙された事に気付いても、やり直す事が出来ない時期に決定書を発行すべく、誤導させ時間稼ぎをしていたと疑わざるを得ません。

不正が疑われる決定書など、受取れません。Aさんは永田事務局長に不審点を指摘し、誤認している部分あれば反論して欲しいとも付記し、書面回答を求めました。しかし永田氏は田中課長と長谷川主幹に、的を外し、ただ決定書の受取を迫るようなメール回答を繰返させました。前述の、長谷川裕氏がAさんを怒鳴り付け黙らせたような行為、また「空白の時間帯」で伊藤製油と密談したであろう事を以てか、『「双方の意見なく」結審し終結した。以後の質疑応答は拒否する』旨のメールも送り付け、Aさんが公費に配慮し同封した返信用封筒(切手貼付)だけを、返送しました。抗議するも、三重県労働委員会の事務局は以後4ヵ月以上も、無視し続けています。

三重県の鈴木英敬知事は、経産官僚また第一次安倍政権では官邸に出向した優秀な経歴をお持ちです。企業の合法的経営と労組の正当な組合活動は、経済発展において車の両輪の如く不可分の関係にあり、適正な審査で調整を図るのが労委の任務である事は、ご存じの筈です。一方で、独自の権限を与えられ、また税金で運営される労働委による県内労働者を愚弄し切ったような対応は、極めて遺憾であり、広く大衆に周知させる事が、労組の社会的使命となっています。(続く)#伊藤製油 #労働委員会 #不審な審査指揮 #門前払い
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Author:m.kadono

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