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労働裁判を闘う上での戦術について!

労働裁判だけは証拠の後出しが認められています。これが刑事事件と違うところです。新世紀ユニオンには地裁で負けた人や、労働審判で負けた人が多く相談来ます。その人達は代理人に元検事や労働問題専門でない弁護士を使っているのが特徴です。

こうした弁護士は始めに全ての証拠を出し、原告側の手の内をすべてさらして、後から被告企業側からでっち上げの証拠を出されて負けています。長く労働相談を受けていると、全てそのような負け方をしているのが分かってきます。証人尋問の段階で捏造されると反証の出しようがなく、その結果負けていました。労働裁判はあらかじめ証拠をそろえて、裁判は勝ちを確認するだけ、という闘いをするのが理想です。

新世紀ユニオンでは、切り札になる証拠を最後まで温存し、相手に嘘をつかせることで切り札が生きるような裁判戦術をとるようにしています。何故なら経営側の弁護士は原告側(労働者側)の主張していない点からねつ造してきます。そのねつ造の内容は、原告労働者がいかに能力が無いか?ミスが多いか、不良労働者であるか?等を必ず捏造してきます。こうした捏造は証人に発言させることで、原告は反証で崩すことができないようにしてきます。

ですから原告側は切り札の証拠を隠し、早い段階で相手に嘘をつかせ崩すように戦術を組む必要があります。ところが時々「私は嘘はつかない」と指導に従わず、初めの段階で全ての主張を開示する人ががいます。このような戦略や戦術を無視した闘いでは100%勝てません。これは労働裁判の特殊性を理解していないゆえに起きる過ちです。

労働裁判では、なぜ証拠の後出しを認めているのか?と言うことを考えもしないで、初めの段階で全て手の内をさらすことは「敵に塩を送る」行為(これを利敵行為と言う)に他ならないことを知って欲しいと恩います。裁判(=闘い)が正義が勝つと考えることはおめでたい人であり、勝つのは戦略・戦術にたけた方だということは歴史を学んでいる人なら理解できると思います。

ところが刑事裁判では初めに検事は全ての証拠を開示する決まりになっています。その為元検事の弁護士に労働事案を委任する行為は自殺行為に等しいのです。始めに手の内を全てさらして労働裁判を勝った例を私は知りません。労働運動を50年以上闘った経験から断言できます。

また和解が難しい事案では労働審判にしてはいけません。労働審判は和解を前提にしています。ですから初めから全ての証拠を開示します。もし和解が成立せず、裁判に移行しても手の内を全てさらしているので、後から証拠をいくつもねつ造されて裁判を負けた相談を多く受けました。

ユニオンの指導者は、労働裁判の切り札になり得る証拠が存在する場合、その証拠が活かされるように団体交渉で、いかに相手企業側に争点を誘導するか戦術配置を考えるようにしなければなりません。労働裁判で勝てる証拠をあらかじめ準備せず、裁判の戦術配置を考えもせず、弁護士に丸投げするようなユニオンは信用してはいけません。
また労働裁判に通じていない弁護士に代理人依頼してはいけないのです。
#労働裁判 #証拠の後出し #労働審判 #代理人依頼
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m.kadono

Author:m.kadono

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2カ月分の前納

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