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パワハラを訴えたら逆上する経営者の理不尽!

大学の教師や企業の社員、さらには研究機関まで、パワハラを訴えたら、企業が加害者を擁護し、「調査したらパワハラの事実はなかった」と開き直り、逆上して被害者を攻撃し始めることを、私はどのように理解していいのかわからない。

こちらは組合員の人権を守り、気持ちよく働けるようにしたいだけなのだが、相手の方は「パワハラを認めるとユニオンに金をむしり取られる」とでも思い込むのであろうか?証拠のメールや録音があっても絶対にパワハラやセクハラを認めることはない。

関西学院は暴力教授をかばい、弁護士3人の調査委員会を作り暴力をなかったことにした。この暴力教授は謝罪文を渡し、慰謝料を支払いながら、職場では暴力を否定し、あたかも被害者の教授が暴力を振るったかの嘘を振りまいた。このような愚劣な教授を処分せず、かばう関西学院の指導者は最高学府の指導者の資格はない。関西学院は危険タックル事件ではいいかっこをしながら、自分の学内では暴力教授を処分せず隠ぺいする愚劣な大学なのだ。

甲南大学では有名なパワハラ教授をハラスメント委員会に訴えた女性の非常勤教師を辞めるように指導した。調査委員会は調査したがこのけっか報告書も公表しなかった。仕方なく裁判をしたら調査委員会報告が出てきた。この報告ではパワハラを認めていたので大阪地裁は部分勝訴し、高裁ではこのパワハラ教授は証拠をでっち上げてきたが、それが暴露され,高裁でも加害教授は敗訴した。そこで再発防止を求めてユニオンが団体交渉を申し入れたら、大学側が組合員の氏名を明らかにするよう要求してきたので、攻撃を招かないために団体交渉を取り下げざるを得なかった。和解したらネット上の批判を削除する予定であったが、大学側が和解を拒否したので仕方がなかった。

IT企業のCIJネクストは、長時間労働で体を悪くした労働者が主治医の言う通り休んだのが気に食わなかったので、3年間仕事をとりあげ、保険証を本人に交付しないなどの嫌がらせを繰り返した。団体交渉では東京から来た弁護士がパワハラを全面否定し、決裂した。その後もCIJネクストは、今度は罠のような仕事を押し付けようとし、また職場で嫌がらせを繰り返し、とうとう被害者労働者を精神疾患にさせた。ここでも加害者を処分せず、被害者を追い出そうと画策している。

東大阪の小阪病院は、25年間も有休もとらず働いてきた労働者にパワハラ・セクハラを繰り返し、でっち上げで処分しようとしたが、新世紀ユニオンが乗り出すと、処分をあきらめた。今度は同僚を休ませるなどして睡眠時間が1~2時間ほどの超長時間労働に追い込み、あげく職場の院内保育所を外注化し、大幅賃下げを伴う他企業への実質転籍を「配置転換」と称して行った。こうして精神疾患を患った労働者に、治療に必要な保険証を1年間も交付しないなど嫌がらせを繰り返し、労災認定も汚い手口で妨害し、無理やり自然退職にした。労災で休んでいる労働者を実質解雇したのであるからとんでもない病院があったものだ。パワハラを指摘されて逆上したというほかない。ユニオンの組合員排除の不当労働行為であることは明らかだ。

理研は、上司のパワハラ・セクハラを訴えたら、パワハラを一切認めず、この女性研究者を追い出した。この女性も100時間以上の長時間労働が数か月続いていたので、労災認定されてしかるべきであったが、認定されなかった。大阪ではパワハラの労災認定は100%認められないのが実情だ。

このような事例を書いていたらきりがない。いずれも金銭は要求しておらず、ただパワハラを止めさせ、加害者を処分したいだけであった。ところが日本では、組織の指導者というものはパワハラを訴えると例外なしに反発し、訴えた側に攻撃を行うのが常である。日本に観光に来た外国人が日本が大好きになり、日本で働き始めるとほとんどの人がいじめがひどいとして日本嫌いになるといわれている。日本人として本当に恥ずかしいことである。

日本の経営者は働く者の人権など考慮の外であり、嫌がらせは組織を守るため必要とでも思っているかのようだ。グローバル化の時代に恥ずかしいことである。人権侵害のパワハラは指導とは違うということすら理解できないバカ指導者が多い。

こうした実情があるから昨年成立した「パワハラ防止法」も実はザル法で、単なる努力義務でしかない。こうした経営者たちの無法を見ていると、テレビドラマの「必殺仕置き人」が必要だとつくづく思う時がある。かって残業代が払われないことが当たり前であった。しかし「餃子の王将」の社長が射殺されて以後、残業代が広く払われることになった。一罰百戒とはこのことである。本来は国家権力がやるべきことをやらないために、「見えない英雄」が勇気を奮い起こして実行したに過ぎないのだと、私は思う。パワハラも国家権力がザル法を作った。同様のことが起こる可能性を指摘しなければならない。司法や行政が弱きものの味方でない以上、抵抗は起こるべくして起こると私は思う。
新世紀ユニオン新ホームページ
♯パワハラ ♯人権侵害 ♯暴力教授 ♯パワハラ擁護 ♯関西学院 ♯CIJネクスト ♯小阪病院
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