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新規採用された労働者が注意すべき点!

コロナで職を失い、新たに就職した人が増えていますので書くことにしました。

ふつう就業規則に試用期間の定めがある場合でも、労働契約自体は期限の定めがない契約です。試用期間が定められていると、その期間(ふつうは3か月)は、解約権留保付きの雇用契約となり、その期間が過ぎると自動的に解約権留保付きが消えた契約、いわゆる本採用になります。

しかし最近は試用期間を6か月の期間契約にするブラック企業が増えていますので確認しておく必要があります。新世紀ユニオンの経験では試用期間を会社が勝手に2度も延長したあげく解雇する例もあります。試用期間内でも労働契約の解約権行使には制限があります。好き勝手に解雇できるわけではありません。

試用期間とは履歴書ではわからない能力・適格性・協調性などを見るために設けられている制度です。ですから、新規に入職すると人事課が社員に命じて、前の会社はどうして辞めたのか?上司についてどう思うか?など思想や考え方を探り、調査します。ですからそうした質問を想定して、問題がない答えを考えておく必要があります。

ですから同僚が上司の悪口に同意を求めてきても、それに同調してはいけません。同調したばかりに、自分が上司の悪口を振りまいていることにされ解雇された人もいます。試用期間が終わるまでは休み時間での同僚との対話でも慎重に受け答えしてください。顧客の注文を忘れていて、「その品は在庫がない」と嘘をついて、それがばれて試用期間中に解雇された人もいます。試用期間中に社長に夜間に10数本もメールを送って、異常な人物と見られ、解雇された人もいます。メールは送ったら。返信を読んでから次のメールを送るようにするのがエチケットです。返信も待たないで次々メールを送るのは嫌がらせととられます。

雇用した側は、新規に雇った人物の能力・適格性・協調性・思想などを試用期間内に調査していることを決して忘れないようにしてください。試用期間内に同僚からいじめや不当な扱いを受けたときは、上司にその旨を書面や社内メールで報告しておいて、証拠を残すようにしてください。「パワハラを受けた」といいながら証拠の録音やメールなどが全くない人もいます。

試用期間の満了を待たず、試用期間途中の解雇は、期間の満了の本採用拒否と比べより一層の解雇の相当性と合理性が求められます。ですから試用期間中は証拠の準備を怠らないようにしないといけません。つまり新しく入職した時は、試用期間内は会社に観察を受ける身だということを忘れないようにしてください。ですから自分の仕事に関する本を買ってきて昼休みに読む、机のはしに本を置いておいて上司にアピールすることも必要なことです。
#試用期間 #試用期間途中の解雇
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Author:m.kadono

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