訴訟が急減し収入が低下する弁護士!


国税庁のまとめによると個人事業主である弁護士の2割が年収100万以下であることがわかった。収入が500万円以下は4割にもなる、1000万円以上の弁護士は34%であるから、弁護士の世界も格差社会になったようだ。

この原因は弁護士の数を増やした事と訴訟件数が03年の612万件から11年の406万件に減少した事が影響している。(この調査には弁護士事務所で給与をもらっている弁護士は含まない)弁護士の数を増やした結果、弁護士事務所に間借りして営業する「ノキ弁」(軒先弁護士)が増え、その結果弁護士の低収入化を引き起こしている。

強欲の資本主義が、規制緩和・自由化を進める事は、法律的には違法行為の合法化であるので訴訟が急速に減少するのである。

つまり現在進められている残業代ゼロ法案や解雇の自由化は、さらに大規模に訴訟を減少させることになる。単にユニオンが潰れるだけでなく弁護士の収入も減少することになる。
日本の国が訴訟が少ないのは、泣き寝入りが多いこと、多額の訴訟費用と弁護士費用がかかることも影響している。また解雇の慰謝料が認められていない為、未払い賃金だけでは裁判がペイしない現実があり、このことが泣き寝入りが多い原因なのである。

審判制度が導入され、また労働組合が団体交渉で和解する為、訴訟より手っ取り早く解決するが、解決金の相場も急速に低下している。対等の法律関係の下で争われる訴訟の減少で、弁護士の収入が低くなることは日本社会が民主的ではない事を反映しているといえる。

関連記事

テーマ:労働問題 - ジャンル:政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード