国鉄の民営化が生んだ「手抜き保線」!

JR北海道が線路の異常を知りながら補修せず放置していて脱線事故を引き起こした事件は、その後の調査で異常な線路を放置した個所が97ヵ所に上ることが分かった。このうち保線を担当する部署44の内4部署の放置が全体の7割を占め、29部署では放置はゼロだった事が分かった。

これは明らかな管理体制の問題である。旧国鉄時代では考えられない事故がJRで続いているのは保線体制・管理体制にに問題があると見るべきだ。JR西日本では国鉄時代の保線や架線の管理期間を延長したり、人員を削減したり、費用の低減を図った。当時架線の取り換え期間を2倍に延長し、その後架線切断の事故が相次いだ事があった。

当時JR西日本の労働者から国鉄時代と比べ費用低減の為、安全が犠牲にされている状況を聞かされ、「そのうち大事故が起きるだろう」とJR西日本の社員から聞いていたので、尼崎の脱線事故で107人の乗客が死亡した時、やはり起きたかと思ったものである。

JR西日本は阪神大震災後、復旧が早く阪急・阪神の乗客を大半奪い、その後も利益第一の危険な営業運転が続いていた。保線がなおざりにされていた為、阪急・阪神では車内で新聞が読めたが、JR西日本の電車内では揺れが酷く新聞が読めないのである。福知山線の重大事故は民営化で起きるべきして起きたのである。

私は、福知山線事故の数か月前宝塚方面からあの脱線車両の先頭車両に乗り、あのカーブで脱線しそうなスピードで曲がるのを経験し、以後車両の後ろ寄りに乗ることにした。いつかあのマンションに衝突すると思った。福知山線の重大事故は起こるべくして起きているのに、社長の責任を問わない裁判所の判決は酷いものである。
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