うつ病のNHK特集「病の起源」を見て!


最近の労働相談で上司のパワハラでうつ病になった、という相談が増えています。そんな訳でうつ病の知識が必要なので、うつ病に関するテレビ番組を出来るだけ見るようにしています。

昨日のNHK特集「病の起源」のうつ病は大変興味深いものであった。うつ病の原因は脳の「扁桃体」が暴走することで起きるという。もともとは「扁桃体」は天敵から身を守るためにストレスホルモンを出す働きだったのが、文明社会になり、階級社会となる中でストレスが増し、「扁桃体」が暴走してうつ病になるのである。社会が複雑化し、人間関係が複雑になる中でうつ病が激増しているのである。

世界中のうつ病の患者数は3億5千万人、日本でもこの10年間でうつ病の患者は2倍になっている。ところがアフリカの狩猟部族は食糧を平等に分けるので、うつ病の患者が1人もいないのである。うつ病が生まれたのは、人類の生産力が高まり、階級が生まれ、生産物の分配が不平等になってから生まれたのである。

社会が急速に格差社会になり、理不尽な扱いが増えれば増えるほどうつ病が増えていくのである。長年うつ病の人をたくさん見てきたので労働相談でもその経験を少しは生かせるようになってきたのである。労働者は職場での人間関係をどう処理すればよいのであろうか?

パワハラや、イジメがリストラがらみ(退職強要として)で上司や職場ぐるみで行われるなら、それは敵対的矛盾と位置付けること、イジメが同僚間のものであるなら人民内部の矛盾として位置付けられる。敵対的矛盾は闘争によって解決し、人民内部の矛盾は話し合いで解決できる性質です。

ところが仕事に夢中で職場の諸矛盾に無関心でいると、いつの間にか孤立し、パワハラの標的にされ職場ぐるみのハラスメントを受け、気がついたときには敵対的矛盾になっている場合が多いのです。しかもうつ病になると、なかなか証拠を残す事が出来ず。何もする気が無くなるので闘う事が難しいのです。

新世紀ユニオンのパワハラ裁判でもユニオンへの加入が早い場合は証拠を残せて裁判も有利に運べるのですが、加入が遅れる場合がうつ病は多いので大変です。しかも大阪はうつ病の労災認定が10%と全国最低であるので闘うのが大変です。

うつ病の原因であるパワハラやイジメを放置する事は企業や大学、組織を腐らせていく事であるので、出来るだけ職場での均等取扱いを保証し、パワハラの相談窓口を作ることが重要となります。
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テーマ:労働問題 - ジャンル:政治・経済

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