安倍首相のちぐはぐ政策!

安倍首相は「好循環実現」と言って財界に賃上げを働きかけた。だが同時に労働分野の規制緩和として派遣労働の自由化の法案の成立を進めている。そもそも労働分野の規制緩和が労働条件の傾向的低下となり、個人消費の低下がデフレ経済の原因なのに、「デフレ対策」のアベノミクスで、デフレの要因を推進する事が私には理解できない。

安倍首相は、国家安全保障会議(日本版NSC)を作った、しかしそこに経済閣僚が含まれていない。現代では国家戦略の多くの分野を国家経済戦略が占めるのであるが、安倍首相にはそのような発想がない事が問題だ。日本の経済力は米・中に次いで世界3位である。この経済力を戦略に生かすという発想が必要だと思うのである。

ところが安倍首相は経済がまるで分かっていないので、戦略にも経済(戦略)が欠落しているので、集団的自衛権の(憲法の)解釈見直しという発想になる。憲法9条が有るのだから、軍事力の事よりも、まず経済力を戦略に使うという発想がない事がこの内閣の問題だと思うのである。

例えば竹島を占拠している韓国に経済制裁をせず、政経分離する事、同様に中国に対しても尖閣諸島の軍事的挑発に経済的制裁を匂わせることもできない事が、まず安倍の戦略に経済が欠落している表れである。それでいてすぐ集団的自衛権を言うが、その相手のアメリカのオバマが「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語っているのであるから、集団的自衛権の解釈を変えようと意味をなさない事が理解できないのであろうか?

対米自立もせず、集団的自衛権の解釈を変えると、アメリカが将来内政重視から戦略転換した時、アメリカの戦争の手伝いを自衛隊がさせられる事になる。集団的自衛権を行使するのは日本が従属国ではなく自立していないと意味がないのである。今はアメリカは内政重視なので日本の防衛に米軍の力を期待できないのであるから、日本は自力での防衛体制をとる事が急務なのである。

私から見ると安倍首相のちぐはぐな政策が、危ういように(脆弱性に)見えるのである。
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テーマ:政治・時事問題 - ジャンル:政治・経済

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