株式会社シャンデールの愚劣極まる主張について!

組合員・サポーターの皆さんへの報告(4)
新世紀ユニオンでは近く「ブラック企業対策研究会」を予定している。株式会社シャンデールのやり方はそのよい教材(=反面教材)であるので詳しく報告する。

労働審判の相手方シャンデールは,答弁書で退職勧奨の理由として「敵性欠如」「能力不足」「職務怠慢」などを指摘している。勤続10年近く働かせてこうした主張が成り立たないのは労働問題に通じている弁護士なら分かりそうなものである。Aさんは相手方から一度も指導や処分を受けていないのである。それどころか昇格・昇給している。

「フォークリフトに乗るな」という業務命令も受けていない。会社は仕事ではフォークリフトに乗ることを容認していたのである。であるのに「業務命令に違反した」とは笑わせる。労働基準監督署から査察・指導を受けたことがよほど腹が立ったのであろう。この報復が退職勧奨の違法な動機の一つなのである。

相手方シャンデールは、Aさんが自動車で門扉に接触したことをとらえて「懲罰委員会を招集」を予定していたことを答弁書に書いている。門柱の塗料が少し剥げたくらいで懲戒処分とは呆れる。実損は何もないのである。

相手方シャンデールは答弁書の「結語」で2点指摘している。(1)は賃下げの根拠作りの査定表を口実に「当社が一方的に減給していない」といい(2)では「オーナーの気分次第でどうでもなるどうしょうもない会社」であるなら退社した方がいいのではないか。「当社の体質を嫌っている人物を無理に勤務させても{やる気が無い}ことは明らかであるから」申立人は「退職すべきである」と主張している。

シャンデールは就業規則や賃金規程や退職金規程や雇用延長規定を秘匿し、全てはオーナーが法律という体質を認めたうえで、嫌なら辞めろと言っているのである。答弁書の「結語」でこれだけ感情的で愚かなことを書く会社は珍しい。

Aさんは2012年の高年法改正(2013年4月1日施行)を守って65歳まで雇用を継続してほしいと言っているだけである。その法律を守りたくないので毎年賃下げし、退職勧奨をして、百万円足らずの退職金で辞めさせようと画策したのである。審判期日の直前にシャンデールがAさんに示した雇用延長の賃金は退職前の約20%ほどである。これでは生活できない。つまりシャンデールはAさんに辞めろ、高年法は当社は認めない、と主張していることになる。

シャンデールの答弁書の最大の過ちは新世紀ユニオンを答弁書の中で誹謗中傷したことである。新世紀ユニオンは裁判中や審判中は相手側の会社をブログでは原則批判しないことにしている。これまでブログで名指しで批判したのはわずか数社のブラック企業だけである。新世紀ユニオンが申立人でもない、したがってユニオンが反論できないのをいいことにシャンデール代理人は書面や陳述書で新世紀ユニオンを誹謗中傷した。

これは許しがたいことであり、労働審判で和解が成立する可能性は極めて低くなった。今後裁判と地労委での闘いは避けられないと判断している。我々は裁判に備えて証拠を多く残している。シャンデールの労働者の為にシャンデール内の法治を確立しなければならない、と考えている。シャンデールの鹿児島の工場や中国の工場での労組の組織化も追求していかねばならない。内外の関係者に協力を要請するものである。
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