仕事の取り上げについて!

リストラの労働相談を長年続けていると企業の一般的な辞めさせ方が分かってきます。人事にとってはいかに安上がりに「自己退職」に追い込むかが課題なので、どの会社も似た対応になるようです。

具体的には、まず配置転換で仕事が変わったから職務給も代わると大幅な賃下げをする。同時に降格する例も見られます。新しい仕事を教えるときに同僚にイジメをさせます。それでも辞めないと次のステージが始まります。

仕事のミスを口実に怒鳴り付け、減給処分をして追い込む、あるいは仕事を取り上げて職場のさらしものにする。しかも「あなたは成果が少ない」と言ってボーナスを減額し、降格してきます。つまり仕事の取り上げはパワハラの最終段階であり、自己退職に追い込む切り札として行われる事が多いのです。

こうしたパワハラは法律的には人事権の濫用として反撃しなければなりません。この場合重要なのは上司のパワハラの証拠を残していくことです。配置転換が業務上の必要が無く、いじめるためのものであったこと、降格や賃下げが違法で一方的な人事権の行使である事、仕事の取り上げが不当に退職に追い込む為のものである事の証拠を粘り強くそろえていくことが必要です。

こうした場合どのような証拠を残していくかは、信頼できるユニオンに加入して指導を受けながら進めていくようにして下さい。仕事が取り上げられるときは会社と貴方が敵対的矛盾関係になったということですから、闘う以外に雇用を守るすべはありません。

唯々諾々と上司の追い出し策に従い自己退職するのは精神衛生上よくありません、証拠をそろえて解雇まで頑張り、裁判で反撃することが重要なのです。仕事の取り上げは解雇の布石なので、是非ユニオンに加入して反撃するようにして欲しいと思います。

最近新世紀ユニオンではパワハラ事案で2件裁判で和解しました。それぞれ660万円と950万円の解決金です。パワハラを泣き寝入りすることと比べれば精神衛生上もはるかにいいのです。5年連続で違法な賃下げで退職強要され、定年後の雇用延長を拒否された人は労働審判で570万円で和解しました。闘ってできるだけ多額の解決金を取り会社に違法行為を反省をさせるのが一番いいことなのです。
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