妊娠降格判決は違法と最高裁が初判断!

この女性は理学療法士として病院で約10年間勤務し、2004年に管理職の副主任に就任、08年に第2子を妊娠後、配置転換を求めたところ、移動先で副主任の地位を降ろされ、地裁・高裁で敗訴し上告していた。

「本人の承諾がないような降格は原則として均等法に違反する」との最高裁の初めての判断は画期的で、高裁に差し戻しとなった審理は、今後上告人(=原告女性)側が逆転勝訴することが確実となった。「負担軽減のための配置転換を契機としていても、降格は原則違法」との最高裁の指摘は遅まきながらも評価できる。

実際には女性労働者が出産を契機に退職させられたり、パートに切り替えさせられたり、あるいはこの原告の女性のように降格・賃下げさせられているのであるから、今回の最高裁判決の影響は大きいのである。

もちろん民主化が一番遅れている裁判所が、今頃当たり前の判決に行きついたこと、遅すぎるとの指摘はあるだろうが、最高裁が裁判所の前近代的判断の是正に踏み出したことは評価できる。

最高裁は大学や研究所などのパワハラ・雇い止めについても被害者側の救済という立場で反動的判決を見直すよう求めたい。
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