遠隔地配転で退職を迫られていた事案が解決!

20数年も働いてきたAさんが介護の必要な母親がいるのに「遠隔地配置転換かもしくは退職か」を迫られていた事案がこのたび円満に和解が成立しましたので、組合員・サポーターのみなさんにご報告致します。

和解内容は配置転換は撤回、今までどおりA子さんは働き続ける事が出来る事になりました。守秘義務があるので会社名等は公表できません。しかしA子さんへの報復はしない事、今後A子さんの労働条件等での重大な変更は新世紀ユニオンと交渉すること、等が確認されました。

今回の教訓は、会社の上層にはいろいろと矛盾があり、一度は穏便な解決を求める上申書が突き返されるなど、労働争議は避けられないとも思われました。しかし社長と代理人弁護士が非常に良識があり、団体交渉前に和解することが出来ました。

同様の配置転換では、以前裁判になり、パワハラ・労災なども重なり裁判で950万円で勝利的和解をしたことがありました。この時は団体交渉で会社側弁護士が「裁判をやれ」とのことで交渉は決裂し裁判になったのでした。同じ配置転換であっても社長の対応で話し合いで解決できることもあれば、裁判になることもあります。つまり社長もピン切りだということです。

もちろん話し合いで解決することが会社の名誉も傷つかずお金もかからず、本人も希望するように今までどおり働けるので双方に一番いい解決なのです。「孫子の兵法」を労働運動に応用することを自己の課題としている私にとっては闘わずに目的を達成出来たので、大変うれしい解決でした。

それにしても系列会社の社長職に派遣されている人は大変です、下には社長の追い落としを考える人がおり、本社にはライバルが足を引っ張ろうと目を光らせています。自分の知らないことで争議になり悪名をとどろかすことになれば出世コースに差しさわりが出ます。つまり同一会社内の指導部に事案を穏便に解決したい人もいれば、事を荒立てたい人もいるということです。

今回の教訓は、事を穏便に解決したいときは穏便派と思われる相手に和解のサインを送り届ける事が必要だということです。
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