(株)ウエノビジネスグリルの本日の裁判の報告!

この事案は事務職のMさんが会社から経営が思わしくないので辞めてくれ、といわれこの時に年休が無くなるまでの賃金(=解雇予告金)の支払いを会社が約束しながら支払わず。しかもMさんが「会社の金を横領した」とのでっち上げが行われた。解雇予告金と残業代2年分についても監督官に支払いを勧告され、会社側は支払いを約束したが、実際には支払わなかった。

こうして労働審判になりMさんは和解の譲歩案を出し、会社側弁護士は解雇予告金については支払う旨約束した。しかし会社側が横領の刑事事件に固執し、そのでっち上げも証拠で明らかになっているのに和解を拒否し、労働審判法24条による裁判への移行が明らかになった。

その直後上野会長がMさんにストーカーのように電話で「2人で会おう」と何回も電話を入れてきてMさんは怖い思いをした。こうした経過を経て、本日の第1回裁判期日となった。会社側は社長名で答弁書(わずか2ページ)を提出しただけで誰も出ず、経理担当という人物が傍聴席から「まだ代理人を選任していない」と裁判官に語っていた。

審判の時に既に弁護士が出ていたのにおかしな話である。この2カ月間会社は何をしていたというのか?答弁書では労働審判で会社側弁護士が支払うと回答していた解雇予告金まで答弁書で「争う」としてきた。また解雇の理由についても会社は争うとしている。

株)ウエノビジネスグリルはこれまで度々労働者を解雇するに当たり「横領事件」をでっち上げて安上がりに解雇してきた経緯がある。役所や病院の食堂経営なので現金を扱うので、こうした手口が成り立ってきた。しかしMさんは事務職であり、会社の金、通帳、印鑑等は上野会長が管理しており横領しようがないのに、いつもの手口で解雇予告金や残業代を相殺しようと安易に考えたのが失敗だった。

とても裁判にいく請求金額でもないのに上野会長は嫌がらせで審判を無理やり裁判にし、その裁判も本人は出てこなかった。支払い金額よりも弁護士に支払う金額が大きくなるのだから、上野会長は嫌がらせで審判の和解を拒否した。(「横領」という刑事事件は労働審判では和解できないのである。)労働審判前も「2人で話そう」とMさんに電話で言っていたので、「横領事件」をでっち上げたら女性のMさんをどこかに引きずり込めると思っていたのかもしれない。

会社が解雇の理由を「横領事件」にして来るとどうなるのか?最初は経営困難というのでMさんは退職を受け入れた。上野会長の強欲が招いた事案であるが、労働運動家の私には非常に興味深い事案となった。
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この会社まだつぶれてへんかったんですね
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