最高裁セクハラ判決について思う!

「セクハラ発言」をしたとして出勤停止処分(それぞれ30日、10日)を受けた管理職2人の処分の是非を争う事案で最高裁が2月26日逆転判決を出した。当然の判決で重すぎるとした高裁判決がそもそもおかしい。この被害者は会社から慰謝料を受け取ったのであろうか?気になる点だが、報道では分からない。

新世紀ユニオンでは、派遣の女性を正社員にする権限をちらつかせて上司から性的関係を強要され、その結果うつ病になったた事案で会社から420万円、会長が女子社員を2度にわたり抱きしめ、自分の女になることを要求し、精神的ショックから退職した事案で会社から120万円の解決金で和解している。つまり会社には安全配慮義務=管理責任があり、たとえ言葉のセクハラであろうと会社は被害者から訴えられる可能性があるのだから、キチンと処分する義務がある。

ところで多くの女性が職場でのセクハラを泣き寝入りしている。セクハラを防止するなら一番いいのが加害者に慰謝料請求することである、しかし裁判費用がかかる。ユニオンなら団体交渉で慰謝料を解決金の形で取れるので是非泣き寝入りしないで貰いたい。この場合相手側(加害者)は必ずセクハラを否定するので証拠をどう取るかが重要になる。

言葉の暴力なら録音という手があるが、抱きついてきたり、触ったりして来る相手には証拠がネックになる。このような場合は親しい友人に今日○○からこんなことされたのだけど、と相談の携帯メールを送っておくと間接証拠になる。また相手に「どうしてあんなことをしたのか?セクハラですよ、謝ってください」と後から問い詰め録音する、と証拠になる。

それにしても日本の裁判所は労働者の慰謝料が低すぎる。裁判の場合弁護士の着手金等が35万円、成功報酬もある。ところが裁判所がセクハラで提起する解決金が低すぎてペイしない事が多く、これが泣き寝入りを増やすことになっている。アメリカのように何億円という金額でなくとも裁判でペイする金額にしないと泣き寝入りは無くならない。だからセクハラはユニオンを通じて、団体交渉・労働審判・裁判でお金を出来るだけ多く取ることで解決することを目指してほしいのである。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード