亡国の司法!

日本の大学は独立法人化で既得利益集団が経営する強欲な利益追求団体となった。さらに教員の任期制が日本の研究の主力である若手研究者の地位を不安定なものとした。教授の部下に対するパワハラの道具に任期制が使われるようになった。無能の教授が研究を略奪したり、いじめて研究奴隷にする為に任期制の教員に契約を更新しない脅しを公然とするようになった。任期制は「研究者を活性化」するどころか、パワハラの被害者にしているのが現実なのである。(大学は任期制を即時に廃止すべきである。)

こうして若手の研究者たちが精神的暴力の標的となり、任期制で大学を放り出される事態となった。こうした研究者たちを司法がほとんど救済できない現実がある。でっち上げの証拠に裁判官がたやすく騙され、パワハラは「指導」にされ、雇止め法理でパワハラの加害者側が勝訴する事になる。労働基準監督署が労災認定された事案でさえ、裁判所がパワハラを否定した判決を出すまでに日本の司法は堕落している。

この結果日本の学者の論文の7割がパクリか、もしくはデータ捏造、もしくはでっち上げ論文といわれるまでになった。もとより2年や3年の任期で研究成果が出せるわけがない。こうして日本の論文の数が減少し、特許申請数も減少する事となった。

大学の任期制は教授の力(=大学の力)を著しく強めた、教授の研究の手伝いを強要されて自分の研究は出来なくなる実体がある。上司の顔色を上目づかいに見るような卑屈な人間に、自由な発想で研究成果を出せるわけがない。大学の任期制は学問の自由を侵害する憲法違反の制度というべきだ。

任期制は、既存の労働法とも相容れないものがある。4年生の大学での2年や3年の任期制は事実上の試用期間なのである。だが2年の任期でなお2ケ月の試用期間が設けられている例もある。この任期制が大学を「学びの園」から「ハラスメントの園」にかえ、有望な若手研究者を多数潰していることを指摘しなければならない。しかも司法がパワハラの被害者を守れない現実がある。

司法が注目すべきは任期制の雇止め法理ではなく、パワハラによる学問の自由が侵害されている問題である。ところが現実は多くの裁判で大学側のパワハラ解雇=雇止めが勝利しているのであるからこれは亡国の司法と呼ぶ他ない。このままでは日本はパワハラで亡びる人類最初の国家となるであろう。

最高裁は大学関連の判例を全て見直すべきである。亡国の司法を救済出来るのは最高裁だけなのである。
              新世紀ユニオン執行委員長 角野 守(かどのまもる)
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任期制の背後にaruモラハラあり

 今から20年ほど昔、学内の教授会等では「助手」の廃止、若手への「任期制」導入の是非が盛んに議論されていました。いわゆる「万年助手」といって、研究成果の上がらない助手(今で言う助教クラス)の終身雇用が安易に認めら過ぎていたからです。研究をしなくても身分が保障されていると勘違いし、アグラをかいていた教官がどの大学も一定数存在していました。
 なかには「温情人事」といって、業績が少なすぎるにも関わらず、年齢と長年の勤務=同僚関係への配慮から、講師や助教授に昇格させるという特例もたくさんありました。こうした事態への改善が求められていたからです。

 従って「任期制」導入の全てが悪い訳ではありません。昔に逆戻りでは、日本の大学の質は、それこそ担保できないことでしょう。

 問題は、人事権を掌理する教授のうち、その一部が「気に入る、気に入らない」で若手の芽を平気で摘んでしまうことができてしまう、そうした現体制にこそあると考えなければなりません。
 周囲が「モラハラ」の存在を良く理解し、犯罪紛いの不法行為を繰り返す「教授」は職場から制裁を受ける、あるいは自ずと去らざるを得ない、問題が多い大学は、「モラハラを断固許さない」とする正しい環境をまず整備し、周知していくべきでしょう。
 モラハラのない大学には自然と優秀な若者が集まりますし、例え任期制があっても、研究、教育に集中できますから、良い意味での競争原理によって業績も上げやすくなることでしょう。
 司法は、任期制絡みの不当な解雇問題の背景にモラハラが存在しないか、まず疑ってかかるべきです。そして、教授のモラハラが見え隠れしている場合は、徹底してその悪を裁くべきなのです。
 任期制人事の不正を見過ごしてはいけません。

大学の不当な任期制を許せない!

 わたしは2012年まで××大学で助教を務めていましたが、「任期制」でクビにされました。

 海外の大学院でようやく博士の学位を得、2007年××大学に助教で採用されましたが、任期3年、延長は1回だけ可(つまり最大6年)という待遇でした。この間、雑務に追われながらも著書1冊、論文を10本も仕上げましたが、ある日、日常的に学生イジメを止めないY教授に意見したところ、後日セクハラ容疑をでっち上げられ、学内外の関係者や大勢の学生達に不当なウワサを広められました。事実無根を訴え、結局処分はされませんでしたが、以後グレーなイメージが付きまとい、満足に仕事をできなくされました。ちなみに訴えた2名の女子学生は、その後、Y教授のはからいで大学院に進学し、のちY教授に就職先まで与えられました。

 一方でわたしは任期満了の6年目でクビになりました。すでに40歳でした。
 徹底的に悪評を振りまかれたため、他大学での再就職もできませんでした。

 ところで後任の助教Mも任期付きです。今、Y教授の言いなりだそうです。しかしMは命令とあらばアカハラ捏造や成果偽造も平気で行う学者なので、Y教授に気に入られているそうです。なんと4月からは特命准教授に昇格すると聞きました。友人の話によればMは論文の数が明らかに少ないが、なぜか人事教授会では審議されず、寝耳に水の学長裁量とかで今年1月に急遽昇進が決まったそうです。

 今わたしは長年培ってきた学問を捨て去り、語学力を生かして旅行代理店に勤めています。しかし今も悔しくて、慢性的な不眠症と十二指腸潰瘍に悩まされ続けています。

 今日たまたま委員長のブログを見て、また昔の記憶が蘇ってきました。
 今も有能な若者達が「任期制」のおかげで教授達のオモチャにされ、気に入る、気に入らないでその後の人生が大きく左右される、恐ろしい世界が日本の大学で横行しているのです!

 裁判所は、この「任期制」なるものが日本の若くて優秀な研究者達を次々と排除する切札に利用されているという事実を知ってほしい。そして将来が保証されないなか、教授に言いなりの無能な教員だけが大学で生き残り、増殖しているという事実も! です。

 日本の将来のため、裁判所は不当な人事や懲戒処分が明らかな場合は「違法」と英断し、不正人事を放任する大学や、悪意に満ちた教授をぜひとも処罰してください。そして不当に解雇された研究者達を救ってほしいと願います。

最高裁よ

司法よ!最高裁よ!
その良心と意地が問われている!
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平日:9:00~18:00
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(土日祝と17:00以降は要予約)
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