裁判の敗北を認めたウエノビジネスグリル会長!

21日の第3回裁判期日は被告ウエノビジネスグリルの都合で1週間ほど延期された上で開かれました。この冒頭上野会長から和解が提案されました。

元々この事案は、Mさんに「経営が思わしくない」との理由で辞めてくれ、と会長が言うので年休消化分の解雇予告金を支払うことでMさんは退職を受け入れました。ところが上野会長は解雇予告金を支払うのが惜しくなり「会社の金を横領した」とのでっち上げを行い、自ら書いた解雇理由証明書を「錯誤である」として、解雇理由を懲戒解雇に切り替えるかの主張を審判でしてきました。

こうして相手方(=ウエノビジネスグリル)は刑事事件がらみにしで労働審判法24条に基づく裁判に移行させました。しかし事案の内容は既に審判で決着はついており、証拠によって横領はでっち上げである事が証明されていた為、被告側の弁護士が選任されないまま裁判の空転が続いていました。答弁書では、驚くべきことに、自ら書いた「解雇理由については争う」としてきました。

上野会長は法廷で「Mさんに払う金はないやろ」と強がりを言って和解提案を正当化しました。しかしこの被告ウエノ側の和解提案は準備書面さえ出せないほどのみじめな敗北宣言と言えるものでした。次回5月26日に裁判上の和解交渉が行われることになりました。

Mさんは上野会長が社内外に「横領した」と広く吹聴したことから名誉回復のために裁判を闘っており、和解では、解雇予告金・残業代支払いは当たり前として、慰謝料が支払われるかどうかが和解が成立するかどうかの焦点になります。

ユニオン内ではブラック企業を懲らしめるため判決を貰うべきだとの声もありますが、私は勝利的和解とMさんが確信出来る金額なら和解してもよいと考えています。Mさんが名誉のため和解を拒否し判決を貰うというのなら、ユニオンはそれを支持します。

ウエノビジネスグリルは、これまでも従業員解雇の度に「横領した」とでっち上げて安上がりに解雇してきた経緯があり、今回のMさんの場合はあらかじめでっち上げを予測し、得意先への支払い一覧表を作成していため、上野会長が横領したという金額の請求が実際には存在しなかったことを証明できました。

上野会長が法廷で「Mさんに払う金はないやろ」と未だ横領話を撤回せず、温情で和解するというなら和解はあり得ません。この点は原則でありいくら裁判官が和解を提案したとしても慰謝料が支払われなければ新世紀ユニオンとしては和解しない方針であることを組合員支持者の方に理解していただきたいと考えています。

日本の労働裁判では慰謝料が認められないことが多いですが、この事案は被告ウエノ側が解雇予告金や残業代を払いたくない為、横領話をでっち上げ、そのことを会社内外に会長が吹聴している以上、Mさんの名誉回復には慰謝料が支払われない限り果たされたとは言えません。組合員サポーターの皆さんの御支持・支援を引き続きお願いします。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード