メディカルアーク神戸校の違法解雇について!

メディカルアーク神戸校は医大系の予備校です。この学校は開業医の子供が主に医大に入るために入る予備校で、ここで教員をしていたA先生(女性)はこの予備校と来年3月31日までの雇用契約を結んでいました。

メディカルアーク神戸校はAさんを突然解雇した、その時は「解雇通知は1か月前に通知したので法律上問題はない」と普通解雇であるかの説明をした。そこでAさんは会社に解雇証明書の発行を求めた。すると経営者から出鱈目な理由を並べた懲戒解雇の通知書が送られてきました。

Aさんはそこででっち上げの理由の懲戒解雇に抗議すると、今度は経営者から講師委託契約の「解約」で解雇ではないとするメールが送られてきました。この会社は事実上の1年の期間労働契約であるのに、委託契約を偽装し税金や社会保険の負担を免れていたのです。

Aさんの労働契約上の労働者性は(1)仕事の依頼の諾否の自由がなかったこと(2)相手方の指揮命令の下で働いていたこと(3)当該業務への専属性(4)経費の負担がなかったこと(5)事業所得ではなく給与として支給されていたこと、等を見れば明らかです。

そこでAさんは労働審判を申し立てるためメディカルアーク神戸校の登記簿謄本を手に入れるため法務局に行きました。ところが驚くべきことにメディカルアーク神戸校は法人登記がなされていませんでした。横浜にメディカルアークの本校があると聞いていたので横浜の法人登記を調べましたがありません。

調べて分かったのはメディカルアーク神戸校を経営している会社は株式会社ArcoーIrisであることが分かりました。しかも責任者の名前が登記簿と書面の責任者と名前が違います。こうしてAさんは新世紀ユニオンの指導を受けて、株式会社ArcoーIrisを相手方として神戸地裁に労働審判の本人申立を行いました。

ブラック企業にもいろいろな違法行為をやるものですが、契約は偽装委託契約、しかもメディカルアーク神戸校で仕事をしているのに、雇用主は横浜の会社、最初は普通解雇で、それが懲戒解雇になり、さらに「委託契約の解約」になるというのは新世紀ユニオンも初めての事案である。

労働審判法では普通会社の所在地でないと申し立てが認められない、しかし裁判所もあまりにも偽装が酷い会社なので神戸地裁での労働審判が認められた珍しい例である。ところでこのメディカルアーク神戸校の学生の親は1年間普通ではありえないほど高額の授業料を払っているというのだから開業医を継がせるのも大変なのです。いや開業医はそれだけ儲かるということなのかもしれない。
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偽装委託契約とはすごい予備校ですね!

 委託契約にすると消費税を脱税できるだけでなく、従業員の社会保険も払わなくてすむし、その上法人登記もしていないとなると神戸市に税金も払っていないようです。
 最初は普通解雇を装い、その後懲戒解雇にし、それもまずくなると委託契約の解約とは詐欺師のような会社ですね。
 こんな予備校で医大に入り、医者になるのですからヤブ医者が増えるばかりですね!
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Author:m.kadono
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