労働相談を受けていて思うこと(2015年11月)!

最近は解雇事案の相談が減少しました。それと反比例して嫌がらせや退職強要の事案が増えました。経営者は学習効果で、解雇すると高いものにつくことが分かり、結果パワハラで自己退職に追い込もうとする事案が増えています。

新世紀ユニオンは、雇用を守ることを重視しています。ですから退職勧奨を受けている組合員が多くいて、最近そのような組合員の相談が増えてきました。終身雇用の時代と違い、日本の労働者の雇用がいかに不安定なものとなっているかを示しています。

新世紀ユニオンでは、リストラの標的になった組合員の雇用はほぼ守れるようになりました。今年も何人かの組合員がリストラを切り抜けました。この場合ユニオンが表面に出て雇用を守った例もあれば、ユニオンが表面に出ず、裏で指導して雇用を守った例も少なくありません。逆に「裁判で闘うと就職できなくなる」としてわずかな退職金を受け取り辞める人もいます。

新世紀ユニオンがブラック企業と闘っていることを知ったためか?最近ブラック企業の労働者の相談も増えてきました。しかしどう見ても守るべき雇用ではなく、早く転職した方がいいようなブラックな職場で働いている人の相談も増えてきました。最低賃金すれすれで、しかも怒鳴り散らす経営者、賃金は毎月遅配、という話を聞くと、とても守るべき雇用ではありません。

つまりあまりにもブラックな場合、闘う価値もないと判断し、当方は、転職を勧めるようにせざるを得ないのです。また賃金の不払いで一度監督署の指導で賃金が支払われたのに、再びその同じ雇用者の下で働き賃金が払われず、監督署も呆れて「話し合いで解決するよう」突き離されたような事案がユニオンに持ち込まれる場合があります。このように賃金を払わないことが分かっている相手方で働いで、ユニオンに泣きつかれても当方は受け入れ出来ません。この事案の場合契約書もなく、賃金の明細書もありません、働いていた証明がなにもないのです。

つまりブラックな事案は、引き受けを断る場合もあることを明らかにしておきます。賃金を払わないことがはっきりしている経営者の下で働く本人にも過失があります。しかも雇用を証明する証拠がなにもないのではどうしょうもありません。

中には、ブラックな会社ばかりで働き、クビになるとその都度ユニオンに世話になる人もいます。既に3度他のユニオンに世話になり解決金を取ることを狙いにしてブラックと思われる会社をはしごしている青年もいます。このような「不良労働者」の場合、新世紀ユニオンへの加入をお断りする場合があります。

就職するならできるだけまともな職に就くようにして下さい。しかしこれだけブラック企業が増えると見極めも難しいのですが・・・・!
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一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

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