フランスのテロについて考えること!

新聞やテレビを見ていると「テロ」非難一色です。しかしアメリカやフランスやイギリスの行っている「イスラム国」への空爆も国家テロに等しいのです。非対称の戦争は何でもアリであり、問題はその戦争がどのようにして始まったかです。

冷戦が終わり、欧米の軍需産業は困りました。武器市場が数分の1にまで減少したからです。特にアメリカは産軍複合体の国です。そこでCIAが武器支援し、軍事訓練して、新たな敵=イスラム過激派(アルカイダ)を作りました。そして始めたのがアフガンとイラクへの侵略でした。でっち上げの「大量破壊兵器」が口実でした。

イラク戦争が終わると次はシリア内戦であり、イスラム教の宗派争いを激化するためイスラム教スンニ派の「シスラム国」を育成しました。いつまでも「イスラム国」が壊滅しないのは、存続に利益を見出している大国があるからです。

中東を巨大な武器市場にして、オイルマネ―を還流させる、というのが国際金融資本が考えたことでした。こうして中東は内戦・宗派争いで戦争の坩堝となり、最近ではこれにロシアまでもが参戦しています。こうして中東とアフリカが戦場となり、80万人ともいわれる難民が欧州(=旧宗主国)を目指しました。この難民の中にイスラム過激派がまぎれこんで、世界中にテロを拡散する事になりました。しかし、この結果武器市場は冷戦時の半分を超えるまで回復しました。

フランスでは、「カミカゼ攻撃」という表現が使われています。特攻攻撃という意味です。これは力関係の非対称の戦争で用いられる戦術です。心配されるのは中東とアフリカの戦乱と難民が世界経済に与える悪影響です。

欧州諸国が植民地にした諸国が戦乱となり、旧日本軍国主義が植民地にした韓国や台湾は経済発展しています。資金を持ち出し学校をたくさん作り、ダムなどインフラを建設したやり方が経済を発展させました。自分で敵を養成し武器市場にする愚劣極まる侵略政策が作りだした混乱との相違を見るべきです。

日本の侵略戦争も破壊的な損害をアジア諸国にもたらしました。ひとたび軍需産業が成長すると武器の消費=戦争が必然となります。今の中国がその道を突き進んでいます。かっての「鬼畜米英」のように日本の鬼子=「反日」が自国民の中に注入されています。内政が巧く行かなくなると外に敵が必要となるのです。つまり戦争は政治の延長であり、必然です。憲法9条など何の意味もありません。観念的平和主義は災いを拡大するだけなのです。

私の目には、世界が戦争への道を突き進んでいるように見えます。労働者とその労組の反戦平和の闘いが重要となる時代を迎えています。
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