パワハラ・セクハラ・いじめ事案について!

最近パワハラについての相談が増えているので書きます。
最近ある企業のパワハラ事案で質問書を出すと、会社から回答書がパワハラの加害者から有りました。この会社は就業規則でパワハラもセクハラも禁止していません。従って講習なども行っていません。当然回答書はパワハラを否定してきました。何がパワハラに当たるか知らない加害者に回答書を書かせる会社が実際に有るのです。裁判でこのようなことは会社側の重要な失点になります。

セクハラについても、上司が部下の女性を業務終了後に食事に誘うのもセクハラで、裁判官の判決文では「もってのほか」と書いてあります。会社の就業規則にセクハラを禁止しているのに、職場で女性にお茶くみをやらせるのも、性による差別です。職場で女性を「女の子」と呼んだり「業務終了後の雑談に付き合え」と上司が指示するのもセクハラです。最近では職場ぐるみの飲み会も当然減少しています。

パワハラの相談だというので聞くとパワハラでない例が多くあります。自分一人だけ「職場の掃除を命じられた」「土下座して謝れ」と言われたパワハラだ。と言うのですがその人はその上司の命令を拒否しています。拒否した場合はパワハラではありません。不当な上司の命令はやむなく実行してこそ「人格権侵害」になるのです。

業務上の必要がないのに嫌がらせで配置転換したり、仕事を取り上げる。こうした相談も増えています。仕事の取り上げや配置転換は日本の裁判所は経営権として容認する傾向があります。給料さえ支払っていれば隔離部屋に入れても違法ではありません。ですからこの段階では闘わず、勝てる要素・条件が生まれるまで我慢することも必要です。

パワハラでうつ病になり、復帰すると「復帰プログラム」と称して気違い扱いしたプリントを長時間書かせる会社もあります。「復帰プログラム」は偽装で、実際は嫌がらせです。復帰するに当たりなれた仕事が精神的にもいいのが分かっているのに、わざわざなれないキツイ仕事をやらせ、嫌がらせする会社が多いのです。

厄介なのはモラル・ハラスメントです。これを職場ぐるみでやられると被害者は心に深い傷をうけます。しかもパワハラを立証しにくいのです。業務命令や業務指示で有ればパワハラはたやすく立証できます。しかし上司は手を出さず、職場の同僚にやらせるモラル・ハラスメント(いじめ)は闘いにくいので、職場で孤立しない事前の対策が必要です。

職場で情報封鎖や仕事の遅延策等に合った人は、ノートに記録を残すようにした方がいいです。仕事を通じていじめをやられるのは精神的に堪えます。しかも査定で酷い差別につながります。キチンと記録して反撃の機会を待つことが必要です。パワハラの加害者である上司は「会社に忠誠心がない」ことを動機としている例が多いようです。元々雇用契約は労働力の売買契約であり、封建的な奉公人ではないのです。
パワハラ・セクハラ・イジメに合っている方は新世紀ユニオンまで相談ください。
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パワハラが増える理由

パワハラ、モラハラが年々増えよるのは、国の規制がヌルイからやろね。やりたい放題が、結局、今の日本をダメにしとるんよ。
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