個人請負契約の更新についての質問者へ!

昨日、新世紀ユニオンに「30年間個人請負で働いてきたが、この契約更新はどうしたらよいのか?」と電話相談されてきた方がいます。お話では「大工のような請負契約」とのことでした。しかし請負金額がどの程度か不明でしたのでキチンとお答えできませんでしたので補足説明します。

世間では今SMAPの解散問題が注目を集めています。SMAPのメンバーは歌手であり、その事業収入は200億ともいわれています。彼らは個人事業主となり、事務所と民事上の契約を結んでいます。ですからSMAPのメンバーは労働者ではありません。

相談者が「大工のような請負」と言っていましたが、それが偽装請負なのか?純然たる請負なのか?つまり労働者性が問題になります。収入が労動者並みなのか?それとも労働者よりも多いのか?仕事の進め方で個人裁量で働いているのか?それとも事業主の指揮・監督下で働いているのか?つまり実態は労働者であるのに、契約は「請負契約」になっているのかで、偽装請負が決まります。

労組法上の労働者は「職業の種類を問わず、賃金、給与その他これに準ずる収入によって生活する者」(労動組合法3条)であり、また労働基準法上の労働者の規定は「職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者」(労動基準法9条)となっています。

この相談者は純然たる請負であっても、30年間請負金額が変わらないそうなので、契約の改定は正当な理由になります。30年間で貨幣価値は半減しています。ですから私は一度弁護士と相談するよう助言しました。自分の賃金が労動者並みで、事業主の指揮・監督下で働いているなら偽装請負である可能性があります。一度契約書を持参して弁護士と相談されることをお勧めします。

大阪労働者弁護団 電話 06-6364-8620 相談は有料で30分5000円ほどです。無料相談もあります。
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