株式会社フーマワタナベの悪辣な準備書面について!

フーマワタナベのHさんの表向きの解雇理由の内「会社のETCカードの不正使用」は、会社のETCカード使用規則を開示しておらず、帰りが遅くなり営業先から家に会社の車で直帰する時の高速利用が不正だというものである。しかし長く会社は容認していたが突然「始末書を書け」と言うのでHさんは書いた、それで終わったとおって思っていたら懲戒解雇の理由にされたのである。

被告会社の準備書面は、「会社のETCカードの不正使用」は「横領、着服、不正行為」には裁判所は厳しく対応している」(被告準備書面)などと書いて、Hさんの高速道路利用をあたかも会社の金を横領したかのような解釈をしている。それほど重大な犯罪ならETCカードの使用規則をなぜ始めから作成し、開示しておかなかったのか?容認しておいて、突然懲戒解雇の理由にするのが理解出来ない。

いつものことだが懲戒解雇の理由はどの企業もねつ造か、それとも言いがかりのようなものである。Hさんの解雇の本当の理由は、社長の面談時に残業代を払ってほしいこと、就業規則を見せてほしいことを言った事で、社長がHさんを嫌悪して懲戒解雇にしてきたものである。

残業代も払わず夜の9時頃まで働かせて、会社の車で得意先から直帰するのに高速利用が犯罪ならその旨をあらかじめ会社のETCカードの使用規則で定め、それを見せておくべきだった。残業代の未払いや就業規則の未開示は犯罪ではなく、容認していたETCカードの使用を「横領、着服、不正行為」のように見せかける汚さは例を見ない。

訴訟前に残業代2年分は半額ほどで和解し、会社は支払った。被告のフーマワタナベが違法行為「横領」と騒いでいるETCカードの使用金額は未払いとなった残業代の半額の10分の1以下の金額である。しかも一度は始末書の処分で終わらせていたのだから、この懲戒解雇は2重処分であり、しかも異常に重い処分で、とても「合理的かつ相当である」(被告準備書面)とは言えない。

帰宅が遅くなり、会社の車で家に直帰する時高速を利用してはいけないなら、その旨をキチンを周知しておくべきで、今回の被告のフーマワタナベの懲戒解雇には無理があり、このようなことしか懲戒理由を見つけられなかった、ということであろう。ETCカードの「不正使用」が何回もあったということはHさんが夜遅くまで得意先で仕事していたことが多かったことを示している。それが「不正」と言うならなぜ出勤停止処分や減給処分が一度もないのか?不思議な話である。それこそ会社が夜遅く帰宅する時高速利用を容認していたことを示すものである。

自ら一度は容認していたことを、社長から解雇理由を探せと言われてご都合主義的に懲戒解雇理由をねつ造したというのが真相なのである。被告フーマワタナベの敗訴は動かないであろう。
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