最近のパワハラ攻撃の特徴について!

厚労省が2011年にワーキンググループを立ち上げパワハラの定義が示された。それによると「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」をパワーハラスメントというと定義された。

具体的に述べると以下の6点に分けることができる。
(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な仕事を要求する(遂行不可能な仕事量を押し付けるなど)
(5)過小な要求(仕事に取り上げ、能力や経験とかけ離れた程度の仕事を命じる等)
(6)個の侵害(私的な事に過度に立ちいること)

最近相談に来た労働者の経験によると、上司が自分の周りを大きな足音を立てでうろつく。大声で独り言を言いながら机をバンバン叩いて威圧する。過重な仕事を押し付けて早くやれと催促する。仕事のプリントを自分にだけ配らない。などの些細なハラスメントを繰り返し、その後産業医に面会せよ、といわれ面会すると心療内科を受診させられ、「被害妄想」の診断書を出さされた、というのである。

つまりパワハラの6点にあてはめらないような意地悪、モラル・ハラスメントを繰り返し、精神病で会社を辞めさせようと企んでいるのである。些細な嫌がらせなので最初は誰でも我慢する。ところがハラスメントを職場中から組織的にやられると次第に精神的に落ち込み疲弊していくのである。

また東海地方の、別の人はうつ病で休職して復帰した時、意味のないプリント問題を延えんとやらされ、そのプリントが3センチの厚さとなった。この人はその後重い精神的病気になった。当時名古屋の社会労務士が「社員を自殺に追い込む方法」をブログで公開していた、その方法とそっくりだったのである。

一流企業であってもこのような悪質な手口で安上がりにリストラする時代なのである。その背後には社労士や弁護士が指導している。普通パワハラでうつ病になった人に必要なのはカウンセラーなのだが、企業がうつ病で休んだ労働者を自殺に追い込むプログラムを実際に実行しているのである。

こうしたパワハラの定義に外れるような巧妙な手口でうつ病などになると労災申請してもまず認定されない。認定されないと慰謝料を請求できないし、企業はまず支払わない。つまり法的な救済手段が取りにくいのが現状なのである。企業の巧妙なパワハラで法的救済ができないと、労働者は加害者を殺そうと本気で考える。しかしそうすれば自分の人生も家族の人生も潰すことになる。実際に多くの被害者に聞き取りすると、本気で殺すことを考えたという人が少なくないのである。実際にユニオンに「殺したいので相談に乗ってくれ」という相談も時々ある。

労働者が企業から精神的暴力を受けて被害があるのに法的救済措置が取られない司法上の不備を指摘しておかねばならない。精神的暴力も刑事事件として取り締まる法律が必要なのである。
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No title

有名な社労士の鬱病発症方法は、大量なプリント問題に解答させる方法でしたか?
意味のないプリントがキーですね。
恐ろしい

No title

犯罪を犯して復讐すると、自分に不幸がふりかかる。
それだけはやめた方が良いと思います。

労災認定がおかしすぎる

 監督署の労災認定は認定しないためにあるのだと思います。
 それとモラルハラスメントも精神的暴力と認め重い処罰を加えるべきです。
 裁判所が労災認定されている事案なのに慰謝料を認めない判決を出したり、パワハラ自体を否定するなど、裁判官がパワハラについてあほな判決ばかり出してますからね?!
 私的制裁やむなしの声が出るのは当然です。

だから

自力救済と拳銃所持を
認めたらいいだけの話。

ある餃子のお店の事件をみれば、
正攻法などクソクラエだし。
それに、裁判所もまっとうに動いてないし。
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