若者が夢を持てる社会にせよ!

冷戦後の強欲の資本主義は日本の若者には厳しい社会となった。親がリストラに合い、大学を出ても若者を使い捨てにするブラック企業がはびこり、働き先は非正規ばかりだ。正社員の非正規への置き換えが進んでいるのだから正社員になれてもすぐ追い出される。

15歳~24歳の若者の自殺率は、90年代以降上がり続けているということが若者を取り巻く環境の厳しさを示している。若者が結婚しても夫婦とも非正規で子供を作れなかったり、子供を産めば保育所に入れることができず、生活保護よりも苦しい生活となる。

かっては「金の卵」に例えられた若い労働力は、今は非正規の使い捨て労働力だ。日本経済が生産拠点を海外に移転し、国内はリストラばかりでキチンとした正社員になれるのはごく一部なのだ。強欲の資本主義は搾取と収奪だけが強化され、結果若者が夢を持ちにくい社会となっている。

日本経済の「失われた20年」とは、非正規化と賃下げ、消費税増税で国民経済が縮小再生産となり、日本の中産階級が総じて貧困化し、その結果しわ寄せが若者の世代に偏っているのである。

「保育園落ちた、日本死ね」とブログに書いて、「保育園落ちたのは私だ」とのプラカードを持った若いお母さんたちの魂のこもった怒りのデモが政治家を慌てさせている。若者が夢を持てない社会にしておいて、何が「一億総活躍社会」か!何が「女性が活躍できる社会」か!

私の息子夫婦も、子供が生まれたが保育所に入れなかった。共働きでないと一家が食っていけないほどの低賃金なのに、お母さんが働いていないと保育所に入れられないのである。子供を保育所に入れられないと働けないのに理屈が逆転している。政治があまりにもお粗末なのだ。「少子化対策」が呆れる。

若い女性労働者が妊娠したので会社に報告したら、すぐに社長のパワハラが始まり、その女性は合計11回も怒鳴られて、辞表を書けと迫られ、とうとううつ病になった。いわゆるマタハラが日本では普通に行われ、女性が子育てしながら働くことが難しい社会となっている。

若者が夢を持てる社会にすべきだ。政治が口先だけで思いやりがない。若者の自殺が増え続ける日本の社会は病んでいるとしか言いようがない。すべて政治が規制緩和と称して、強欲の資本主義を進めた結果なのである。
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