経営者のパワハラ・セクハラ防止義務について!

職場で上司からパワハラを受け、心に傷を受けた被害女性が、社内の相談窓口に相談したら、加害者の上司には訓告処分で、被害女性の方には退職届を意に反して書かされた、と言うおかしな相談内容でした。

労働契約法第5条は、使用者の安全配慮義務を定めています。使用者は労働者が労働するにあたり「その生命、身体等の安全の確保」をしなければなりません。つまり職場環境配慮義務が経営者には有ります。これを管理責任と言います。

また使用者は、職場のいじめ防止の義務があります。また男女雇用均等法上のセクハラ防止義務もあります。
使用者は相談窓口にいじめやセクハラの訴えがあるときは以下の対応を取らねばなりません。
(1)いじめやセクハラの有無・内容について迅速かつ積極的な調査を行うこと。
(2)いじめの制止と防止策をこうじること。
(3)加害者への処分と・被害者への謝罪を加害者に命じること。
(4)加害者の移動等の適切な処置をすること。

ところが、本日相談に来た女性への対応は加害者にはきわめて軽い訓告処分で、被害者には「退職届を提出」と言うのですから話になりません。退職届を出させるのは加害者の方でなければなりません。一般的に日本の経営者は被害者の方を厄介者扱いし、被害者を退職に追い込む手法を取ることが多いので注意が必要です。

被害者が精神的に傷を受けており、加害者から離れたいという気持ちにつけ込んで被害者の方に退職届をかかせるやり方を認めてはいけません。このような時は退職届を出さず、すぐユニオンに相談するようにして下さい。また退職届を出さされても闘えますので新世紀ユニオンに相談して下さい。
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同感

自分も,数年前におなじ目に会いました。
被害を受けているのに,何でそうなるんだ,等々と,若くて立場の弱い被害者の方を責め立ててくるんです。

ADHDの上司はお咎めナシで,今もやりたい放題です。
職場にとっては,なくてはならない人物なのだそうです。

そして,一見心配そうに話しかけてくる周囲の大半は,実はただ単に面白がって,情報収集しているだけです。カゲの噂話に花を咲かせるためです。

つまり,おかしな上司を野放しにしている職場では,大抵の場合,周囲もモラルを欠いた者達が生き残り,それらで構成されているんです。

日本には,職位が上がれば好き放題できるんで,若いうちは我慢しろ,みたいな思想が今も充満していて,逆に説教,批難が降りかかるわけです。自分は曲がったことが嫌いなんで,随分と辛い目にあいました。これを二次被害っていうんですよね。

ADHD系の狂った上司にロックオンされたに気付いたら,アホみたいにイジメを受け続けず,つまり躊躇せず,このユニオンに入会しましょう。

一人では,我慢していても集団の餌食にされるだけ。
つまり,イジメを受け容れることでマインドコントロールされてるんやろね。
仮にそんな職場で全てを受け容れ,アホ上司におべっか使って出世しても,つまりは自分までが狂ったADHDに仕上げられたっていうことだけでしょう。

さっさと他所に移るのが健全やけど,そういう職場って,たいていは辞めることができない専門業なんだよね。大学の医局とかが典型やね。

ブラック企業とか最近よく耳にするけど,法に触れるんは極々一部。今の日本には,ゆうこと聞かん若者を追い出そうとする,卑劣で腐った職場がどんだけ存在してるんでしょうね。

若い,これから就活って皆さんには,そこらへんをよく調べてから就職してほしいものです。
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一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
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(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
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