パワハラの背景に様々な問題が隠れている!

職場のパワハラの背景には加害者側の問題とは別に、被害者の側の問題も隠れていることが少なくありません。職場の上司にはハラスメントを楽しみにしている人が確かにいます。しかし同時に被害者の側の問題点もあります。

人間の中には発達傷害で、ある分野のことで能力が劣る人が10%の割合でいます。この発達障害は症状は様々で対人関係が苦手な人、注意力に欠け複雑な仕事ができない人、学習能力に欠ける人、などさまざまな障害があります。中には記憶力に優れ大学を出て教師免許や各種資格を持つ人もいます。

こうした発達傷害の人は仕事で失敗することが多く、その失敗を隠そうとして嘘をついて、職場で孤立し、様々な問題を引き起こし、職場の中で排斥を受けたり、パワハラの標的になっている方が少なくありません。

しかし発達障害は病気ですから、雇用者は専門医の診察を受けさせ、その人にあった仕事に配置換えするようにして、すぐに辞めさせるようなことは控えてほしいと思います。またそうした配慮なしに解雇した場合は労働裁判となり高額なお金を払うはめになります。

つまり発達障害は病気であり「発達障害者支援法」という法律が作られているので、雇用者は職場の同僚などにキチンとした指導と配慮・理解を指導して欲しいと思います。

ある人は仕事でよくミスをします、その度にユニオンに来て始末書の書き方を指導してほしいと言います。その労働者は自分で専門医の診察を受け発達傷害との診断が出ました。その労働者は複雑な仕事でなければミスもなく、真面目でよく仕事もできます。ですから発達障害が疑われる場合は専門医の診察で、その人にあった仕事を見つけ出すことが必要で重要なことなのです。

「職場をいくら代わっても私はパワハラを受ける」「これはある宗教団体の陰謀だ」という相談者がいました。ところがこの人は他人と対話をする時、自分の意見と違う意見を言われると「しかめ面」をします。この顔が相手に非常な不快感を与え、特に上司の指導や意見を受けるときに相手を激怒させるのです。つまりこの人が職場を変わってもいつもパワハラを受けるのは「しかめ面」で相手に不快感を与えていたことが原因でした。上司と話す時、自分と考えが違う場合でもポーカーへイスで対応すればこの方の問題は解決します。

つまりパワハラは、加害者側だけに問題があるのではありません。しかしその原因が分からず、結果労働争議にしてしまうことが多いようです。職場中で排斥を受ける事案には加害者側だけでなく、双方に原因があることを見なければなりません。労働相談を受けておられる人は是非参考にして欲しいと思います。
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