退職の仕方についての質問が多いこと!

労働相談で、「次の就職が決まったが今の会社をどのように辞めたらよいのか分からない」といった類の相談が増えています。50歳を過ぎた労働者でも、どのように退職したら良いのか聞いてくる例が増えていますので書くことにします。

退職はその会社の就業規則に1か月前に届ける、とある時は1か月前に退職届(注・退職願いではない)を提出します。派遣等非正規で就業規則を見たことがない人は2週間前に退職届の書面を出せばいいでしょう。(退職願いは、相手が受理するかしないかを決めることになるので出さないようにして下さい)

退職時に、残っている有休休暇を消化する旨退職届に書いておくことが重要です。使用者は退職する労働者から請求があった場合は、請求から7日以内に賃金を支払う必要があります。会社によると退職時の賃金の清算を給料支払い日でないと払わない会社がありますがこれは違法です。この場合、労働基準監督署に相談して下さい。

また退職に当たり退職金・積立金・社内貯金・組合の闘争資金積み立て金の返還を忘れないように請求して下さい。退職金は自己退職の場合半額になる場合があります、あらかじめ退職金規程を見ておくようにして下さい。

中には次の会社の仕事が始まるのが数日前になって「退職の仕方を教えてくれ」と電話して来る人が少なくありません。しかも今の会社を病気を理由に休んでいる場合が少なくありません。つまり違法な辞め方をしなければならないようにしながら「残っている有休はどうなるか?」と聞いてくる人もいます。

退職は少なくとも2週間前に会社に通知しなければなりません。ですから有休の消化を計算して消化が終わる日に退職する日として届ければいいのです。このような簡単なことすら分からないのは、日本が年功序列であったからかもわかりません。こんな些細な質問は職場の同僚に聞いたり、組合の人や人事に聞けばわかるはずなのですが?

また郵便局で息子がアルバイトをしているが辞めさせてくれない、辞めるにはどうすればいいか?という信じられない質問もあります。安い賃金でもアルバイトが辞めると困るので退職を口頭で行っても相手にしてくれない、というのです。この場合ファックスで有印の退職届を送るか?それでも受け付けない場合は内容証明郵便で退職届を送れば受け付けるでしょう。

会社を辞めさせてくれない、という質問はブラック企業が多いようです。こうした相談が増えるのはブラック企業が急増している時代の反映なのかも知れません。
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