海外への資本の輸出が317兆円にも!

海外のタックスヘイブン(租税回避地)への資金の証券投資を名目としたもの、中には実際に外国で証券投資しているのもあるのだが、それらが増え続けている。朝日新聞の5月25日付け記事によるとアメリカに165兆円、ケイマン諸島に74兆円、フランスに26兆円イギリスに20兆円等、計317兆円にも上る。

これらの大部分が税金逃れの資金隠しで、アメリカやケイマンに架空口座で隠されている。この間日本の労働者の実質賃金は下がり続け、日本の勤労人民は貧困化しているのに、日本の大金持ちは最近3年間で資産を2倍以上にしているのである。政府が発表している2015年の日本の対外資産残高は948兆7290億円となっている。日本は世界1位の金持ち国なのである。

安倍首相のアベノミクスとは金融緩和と称して投機資金を供給し、日本は世界でもトップクラスの資金の輸出国となった。つまり日本資本主義は格差社会の中で世界に寄生性を強め、世界中に隠している利権を守らねばならなくなった。

こうした日本資本主義の寄生性が安倍政権の集団的自衛権の解釈の変更でアメリカの戦争への参加体制を整える侵略体制整備の経済的背景なのである。安倍首相が赤字国債を発行し人為的市場創出を行い、国民の年金資金を株式市場に投入して6兆円以上損失を出しているのは、ようするに国民を搾取収奪して金持ちに資金を流し込んでいるということなのである。

この結果かって「総中流」と言われた日本の国民は、急速に貧困化しつつあるのだ。金持ちの脱税資金にどのように課税するか、どのように富の再分配を行うか?が日本経済の再生のために必要なのである。金持ちは脱税で資産を外国に隠し、国民には消費税増税で貧困化する。これでは誰のための政治なのか?誰のためのアベノミクスか?ということになる。

バカにするにも程がある。額に汗して働く者が報われる社会にしなければならない。脱税する汚いかつ強欲な連中だけが潤うような社会ではいけないのである。
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ゼロ金利政策なんて訳わからん。勤労意欲を損なう、最低最悪な政策や。年金額は下がる一方で、国民をいじめるのも、たいがいにしろ。安部よ去れ!。

No title

『アベノミクスが』謳われ始めた頃、丁度『 阿倍野ハルカス』が建築中で、私はよく、この二つの名前を言い間違えたものだ。が、今となって、本当に悪い事をしたと思う。『阿倍野ハルカス』は、多くの外国人観光客を集客し、日本経済に貢献している。それに比べ、『アベノミクス』は、ゼロ金利政策を導入する等、国民の財布のひもを更に固くし、将来への不安をあおるばかりだ。粗悪な政策の名前と言い間違いをして、『阿倍野ハルカス』には、本当に悪い事したと思う。すみませんでした。どこかの教授が『アホノミクス』という著書を出版したらしい。大ベストセラーになる日も、そう遠くはなさそうだ。
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