ブラック企業経営者の誤りは何処に有るか!

経営者は誰であれ利潤を獲得することを目指している。その為にはいかに労働者を働かせるかが重要になる。いかに搾取率を高めるかが経営の焦点になる。

経営者は、より利潤を稼ぐために生産性を上げ、売れ筋の商品を開発し、労働者のやる気を引き出すために努力する。ところがブラック企業の経営者は、違法な働かせ方こそ利潤の源泉と信じている。だから労働基準法に縛られた就業規則は見せない。残業代は支払わない。休日出勤は少額の手当だけ支払う。有休を取る人間は辞めさせる。

こうしたブラック企業の労働は多くが強制労働化している。経営者が怒鳴り付けるほど労働者がよく働くと信じているのだ。しかし実際には労働者のやる気を引き出し、自主的に働かせるほうが生産性が高いのであるが、ブラック企業の経営者は労働者を信じることができず、自分の汚い根性を基準に人間を見るので強制労働になるのだ。

ところが奴隷労働化は労働者のやる気を削ぎ、残業代も払わないのだから、労働者は意識的に手を抜くようになる。つまりブラック企業のやり方よりも、法律を守り、労働者のやる気を引き出す経営者の方が実際により多くの利潤を上げているのである。労働者のやる気を引き出せない経営では、機械の改良や新製品の開発や新規顧客の獲得で労働者の知恵を引き出せないのである。

残業代を払わず、休日も無給で働かせ、それで一時的に利潤が上がっても、優秀な人材はそんな企業から去っていくので、ブラック企業は絶えず労働者を入れ替える事になる。これではいい人材はそろわず。企業は発展しない。良い商品をそろえ、良いサービスを提供できなければ競争には勝てない。

企業は法律を守り、普通に働かせれば平均利潤は獲得できるようになっている。ところが強欲な経営者は違法行為で高い利潤を目指すので、目先の利益を得られてもそれは賃金窃盗に他ならず、一時的に利益は増えても経営に失敗することになる。実際に労働者に賃金を払わず、潰し同じ会社を次々設立する経営者もいる。定年後の雇用延長をしないで新世紀ユニオンの顧客のような会社もある。

つまりブラック企業経営者の誤りは違法行為が利潤の源泉と誤解している事に有る。実際にはその違法行為で会社の評判は悪くなり、信用を失い、次第に経営が傾くのである。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

はい。嫌がらせを受けて、退職する事はしたくありませんが、潰れて欲しいと心底思います。辞めて行った仲間も同じ思いを抱いています。長年働いて来た職員をそんな風に思わせる会社に未来はありません。
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード