被告上ヶ原病院の証人尋問は自滅劇だった!

先日、9月1日に被告上ヶ原病院との解雇の慰謝料請求の裁判(=証人尋問)がありました。
原告Aさんは落ち着いて本人尋問を受けました。様々の録音記録は証拠を取るために準備したのでなく、自分のスマホには電話の自動録音が設置されていたことを説明しました。これにより何があったかの日付が特定でき、通話内容や通信記録で病院の解雇理由がでっち上げであることを証明できたと説明しました。

それに比べ、被告上ヶ原病院の証人尋問は自滅劇そのもので、病院側の弁護士のシナリオを薬局長も事務長も自ら崩してしまいました。

 薬局長と原告弁護士のやり取り
原告弁護人「性的発言がAさんにあったとありますが、具体的にいつですか?」
薬局長「平成16年か19年だったと思います」
原告弁護人「具体的に何を言ったのですか?」薬局長「性行為についてだったと思います。」
原告弁護人「もっと具体的に!何を」薬局長「それは言えません。」

<これで懲戒解雇理由にしていた「セクハラ発言があった」との被告の主張が崩壊しました。>

原告弁護人「あなたね!さっきから『思います』ばかりですが、こんな大事な事を『思います』では、困るんですよ。見た事、聞いた事をはっきり答えて下さい」
原告弁護人「あなたは無断で早退したことがありますか?」 薬局長「あります。」
原告弁護人「それに対する処分はありましたか?」 薬局長「ありません」
原告弁護人「Aさんが郵便局員と半日もめていたとありますが、どこでどのようにですか?」
薬局長「窓口だったと思います」原告弁護人「窓口で半日も言い合いしてたんですか?」
薬局長「いや、薬局の入り口だったかもしれません」原告弁護人「半日もずっとですか?」
薬局長「いえ、Aさんは自分の机に座って怒りを収めてるようでした」
原告弁護人「じゃぁ、Aさんは机の前に座っていたんですね」
原告弁護人「Aさんのミスやあなたと出来事がはっきりと日付が特定されてますが、根拠は?」
薬局長「後の1月に薬剤師全員からヒアリングしました」
原告弁護人「では、何か記録があったとかでないですね」薬局長「はい」
原告弁護人「Aさんが鑑査でミスを見つけたと言う事はなかったのですか?」
薬局長「ありました」
原告弁護人「あなたとAさんは10年も一緒に仕事をしてきたわけですが、Aさんに薬剤師としての能力はなかったのですか?」
薬局長「Aさんは薬剤師として能力はありました」

<これで、完全にAさんの薬剤師の能力はなかったとの被告の主張は崩壊しました。>

原告弁護人「Aさんは『仕事を覚えられないからローテーションしてほしい』と言ってましたか?」 薬局長「はい、言ってました」
原告弁護人「じゃぁ、なぜローテーションしなかったのですか?」
薬局長「Aさんはミスが多く危険だから、ローテーションしなかったのです」
原告弁護人「それは、いつからですか?」薬局長「平成26年11月頃からです」
原告弁護人「ローテーションしなくなったのはHさんが入職してからですか?」
薬局長「はい」原告弁護人「それはいつですか?」薬局長「はっきり覚えてませんが、平成24年末か25年です」 ローテーションしなくなった理由や日時が矛盾しました。

<これでAさんは危険だからローテーションしなかったとの被告のシナリオが崩壊しました。>
つまり、Aさんは仕事をしなかったのでなく、薬局長がさせなかったのです。

次は事務長の証人尋問でした。
事務長はペラペラしゃべるので、自分の弁護士から「聞いたことだけ答えてください!」と叱られる始末。
原告弁護人「Aさんは遅刻していたとありますが、どのくらいの頻度ですか?」
事務長「3分の1くらいですかね」
原告弁護人「へー!3分の1もですか?タイムカードもないのにどうしてわかるんですか?」
事務長「僕も出勤した時に会って、Aさんは走ってました」
原告弁護人「あなたの出勤時刻は何時ですか?」
事務長「9時です。というか時間は決まっていません」
原告弁護人「Aさんの始業時間は8時45分ですが、3分の1もあなたに会ったのですか?」
事務長「・・・」
原告弁護人「あなたとAさんが話をしたのはこちらは11月25日と考えていますが、なぜ26日と?」
事務長「僕の手帳には25日か26日かどちらかでして・・・」
原告弁護人「その話の内容でAさんは『交際相手が浮気でハワイに行くのを止めたい。』と言ってたのですか?」
事務長「はい、『浮気相手とハワイに行く予定で悔しい。止めたい』と言ってました。」
原告弁護人「本当にそう言ってましたか?」事務長「確かに言ってました」
原告弁護人「しかしですねぇ、薬局長の陳述書にはその4日前の『21日にAさんはハワイにいる交際相手と電話していた』とありますが?」事務長「・・・」
事務長の話は全くの作り話と証明されました。
また、事務長は「僕はこの事がある前まで、Aさんを買っていたんです。なぁ、Aさん!」と原告席にいるAさんに同意を求める始末。

<これで被告弁護士の「Aさんは元々問題があった」とのシナリオが崩れてしまいました。>

あげく事務長は「薬局長が『Aさんが解雇で良い』と言ったから!!!」と絶叫し、責任を薬局長に転嫁する始末。事務長はまた証言で、懲戒解雇と自己退職の二者択一を迫ったことを認めた。つまり被告弁護士が否定した「解雇と自己退職の二者択一は迫っていない」との主張は崩れ、二者択一を迫る退職強要が失敗して、結果2重処分の解雇となったことを認めた。


<裁判官が和解を提案>
 証人尋問の後、裁判官と原告が面談すると開口一番、裁判官は「とうてい向こうの二人の話は信用できません。」と原告有利な和解金額を裁判所として提示しました。

実はAさんの解雇の裏には2人の薬剤師(YとS)が嘘を上司に吹き込み陰謀を画策したのです。ですからこの2人はAさんが病院にきて自分たちと顔を合わせるのが嫌で、上司に泣きつきAさんを出勤停止処分にさせたのです。
結果として、被告上ヶ原病院は、就業規則の出勤停止処分の上限14日を超えた30日の出勤停止処分をAさんに出し、その上にさらに解雇処分も出したことで(一時不再理の原則に違反する)違法な2重処分となり失敗しました。被告がたとえ裁判官の和解提案を拒否して判決まで行っても十分に原告が勝訴できます。

<ハラスメントが人も組織もダメにする>
さて、上ヶ原病院の一番の問題点はパワハラ・いじめが横行していること。
とにかく「正義がない病院」なのです。事務長は保身のためにいじめる側の多数派に味方します。それが組織を守るためだと思っているのでしょうが、反対です。それらを見て、ほぼ全部署で無視するや、仕事をさせない等のいじめがあり、いじめられた方が退職しています。病院側はパワハラやいじめをなくす気が全くないのです。いじめる方に味方するのを繰り返すのですから、なくなるはずなどありません。組織として劣化・衰退していくでしょう。「ハラスメントが、人も組織もダメにする」という典型が上ヶ原病院なのです。

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真の解雇理由

薬剤師Aさん自身も気づいていないかも知れない。

ちょうどこの時期、上ヶ原病院は電子カルテの導入前。

当時の薬局長は〇西医療器と大阪勤務時代から癒着していた。
電子カルテ員会のメンバーだったAさんは調剤機器やシステムに詳しかった。
薬局長にとって、〇西医療器の機器を入れるには、どうしてもAさんは邪魔だったからだよ。

実際、Aさんを解雇にした後、電子カルテが実施され、〇西医療器の関連会社の機器が入った。
Aさんは〇西医療器の機器を入れるのに反対していたはず。

今だから言えるけどね。

再び

へぇ~、今度は看護師への退職強要とイジメですか?
同じような事になるんじゃ、ねぇの?

No title

上ヶ原病院に恨みのある元職員、現職員の皆さん。
上ヶ原病院の悪徳ぶりを世間に公表しましょう。
泣き寝入りは被害者を増やすばかりです。
勇気をもってここユニオンや労働基準監督署や近畿厚生局に告発しましょう。

No title

事務長はこんなヤツです。
多くの人がどれだけ傷ついて、悔しい思いで辞めていったか。私もその一人です。
5年前までいたYさんが何とかしようと頑張っており、私たちの希望の星でしたが、Yさんもとうとう愛想をつかして辞めてしまいました。その後はガタガタと加速度を増して崩壊しているようです。
まだまだ優秀な人材もいるでしょうに・・・

No title

11月29日に看護師がパワハラを受け、退職強要され、団体交渉を申し入れたとブログにあるね。
この裁判終わって3ヶ月もしない間にまたやらかしている。
全部署でパワハラがあるとのこの記事は本当なんだ。

笑える

悪事を貫くにはマヌケな上ヶ原病院の管理職たち。
笑えてしょうがないわ。

上ヶ原病院は評判を気にしない

上ヶ原病院は評判を気にしないのでしょうか?
関連の仁明会病院の院長が6月末に辞めている。
大村病院の理事長も上ヶ原病院の理事長だったのに消えている。
Aさんは上ヶ原病院グループに詳しいという噂は本当かも。

他のブログにも悪評が

http://joeforest.osakazine.net/e193042.html

こちらのブログにも悪評があります。いじめの凄い病院だそうですね。

近畿厚生局は慎重に調査し、言い逃れないように固めると思います。
処分に至るまでの手順があるでしょうし。
それなりの時間はかかるはずです。

しかし、調査で、監査人に嘘を付いて、バレています。
悪質な立派な詐欺行為です。

裁判でも上ヶ原病院は不正を認めています。
裁判で公表されてるのに、もみ消すことなどできません。

それどころか関連病院やトンネル会社へ波及するのではないでしょうか?
それらを告発する準備をしてるとか。
上ヶ原病院の弁護士も怖いもの知らずとしか言いようがありません。

驚きばかり

呆れた病院やな❗

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以前、原告にお会いしました。気さくで丁寧な方、何気ない話ぶりからでも、とても優秀な方と思いました。
もうしばらく、しんどい日々でしょうが、ご健闘を祈ります。もう勝訴は、目前でしょうから。

人間としての良心とは一体何なのかを考えさせらます。その人の持つ権力がその良心を狂わすのか・・この人たちには子供はいないのでしょうか?・・普通の人間として恥ずかしくないのか?どんな人間にも完璧な人間などいていないことなんかは解っていますが
それでも人間は良心と理性というものでバランスが取れるものではないでしょうか?
この裁判のやり取りを拝見しますと強い憤りを感じてなりません。
自己保身・傲慢そんなものの為に一人の人間の人生を狂わす権利などあるはずもなく
今回のような事案がまだ氷山の一角と思うと・・ゾッとします。
新世紀ユニオンの存在をもっと多くの人にそして速く伝えなければならないと感じました。
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Author:m.kadono
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