就業規則を開示したがらないブラック企業!

レジの請負会社であるソフトハートは、就業規則とレジ規定の開示を求めたら開示を拒否してきました。その理由が最高裁判例のフジ興産事件をあげて開示しないことを「当然のことです」と書いてきました。

最高裁判例のフジ興産事件とは就業規則を開示する事を促した最高裁の判決なのですが、ソフトハートはこの判決を就業規則を開示しない理屈として使っています。何と表現すべきか・・?恐ろしくアホな会社で、呆れます。

法律で、就業規則は、労働者が常時、読めるように職場に掲示しておかねばなりません。就業規則の周知により、就業規則は使用者の内部的取扱基準であることを超えて労働者に対する客観的な法的な準則(=法的根拠)になります。労働者が働いていく上で就業規則を読んでおかねば守るべき基準が分かりません。会社も労働者の無断欠勤やレジのお金の横領等を処分できません。

就業規則の周知は就業規則をして事業所の小労働基準法たる効力を生ぜしめる前提要件であると考えられています。つまりは周知してはじめて意味をなすということです。就業規則は次の方法によって周知することが法律で定められています。
(1) 常時作業場の見やすい場所へ掲示し、又は備え付ける。
(2)書面で各労働者に交付する。
(3)磁気ディスク等に記録し、かつ、各作業場に労働者が当該記録の内容を常時確認できる機器(=パソコン)を設置する。
ユニオンが就業規則の開示を求めたらコピーを送付するのが普通です。

ところが世間ではバカな労務屋が「就業規則を開示するな」とブラック企業に違法行為を教えています。つまり違法行為をして儲けようとしている会社は就業規則を開示しません。(株)フーマワタナベは就業規則の開示と、残業代の請求を労働者が求めたら懲戒解雇しました。現在裁判中です。このほか就業規則を開示しないので労働審判や裁判になった企業がたくさんあります。大阪社労士会が研修で就業規則を開示するなと社労士を指導しているためです。

新世紀ユニオンは就業規則を開示しない労務屋の戦術は何度も経験しています。彼らは就業規則を開示せず、そのくせ「話し合いを求めてきます」つまり団体交渉を空転させて諦めさせるというのが彼らのアホな戦術なのです。ですから我々は就業規則が開示されない場合はすぐ訴訟を起こすことにしています。無駄な話し合いで双方の怒りが高まり「餃子の王将」の社長の暗殺のような事件を避けるためです。ブラック社労士の団体交渉は双方の憎しみを極限まで高めるだけで、穏便な解決には有害です。

したがって原告がパートで1か月の収入が6万円ほどで裁判がペイしなくとも、広範な労働者のために裁判を闘うことも必要な事と我々は認識しています。ソフトハートは愚かにも、パートが裁判してもペイしないと侮り、新世紀ユニオンを舐めています。
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就業規則の開示拒否などの違法行為に対して、いつも行政側の対応が緩いかその存在感自体が皆無ですね。彼らは労働者の税金で飯食っているくせして何をやっているのでしょうか?ブラック企業を増長させているのが、ぼんくら役人の無策の所為なのがよくわかります。寄生虫同士持ちつ持たれつの関係なのか?残業代0法案や手切金解雇容認法案など、首相が先陣切って労働者の権利を取り上げようとしている国ですからね。まさにブラック企業天国だ。

お見事!お見それ致しました!としか、言い様のない企業ですね。。。

パートであろうが正社員であろうが!
企業はその労働者の労働力によって利益をあげているということをしっかりと認識しろ!
それと社労士・弁護士はじめ○○士と付く資格を持っている者は企業の犬に成り下がるためになったのか?報酬さえ貰えればそれで満足なのか?本当に情けない・・・
その点、新世紀ユニオンには本当に素晴らしいプロ集団の弁護士・社労士の先生方が沢山いる!
当然、角野委員長の志のもとに闘っているのだが、事案の大小に関わらず立ち向かう姿勢を我々組合員もしっかりと意識しなければならない。
だけどアホ社労士・アホ弁護士の法律や判例の解釈の仕方には失笑するしかない!
私のいる業界では弁護士は最高の国家資格を持った「日雇い労働者」と呼んでいる。
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(土日祝と17:00以降は要予約)
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