なぜ京都府立大学は室内のダイオキシン検査をしないのか?

2015年と2016年の検査の結果で、T先生の血中ダイオキシン濃度が2回続けて上昇していたにもかかわらず、京都府立大学は室内や排水の検査をしなかった。2016年の検査時はT先生は骨折の治療中で、その影響があったかもしれない。しかし、大学が相談したダイオキシンの専門家はT先生へのダイオキシンの被曝を認めている。その見解を受けて、A前管理課長はT先生がダイオキシンの合成実験を行ったのではないかとの嫌疑を掛けたのであった。
 
そんな疑いをかける前に、室内のダイオキシンの検査や排水の検査をすればいいだけのことである。排水や室内のダイオキシン濃度の検査をすれば、合成実験をおこなったかどうかははっきりとわかることである。それにもかかわらず、京都府立大学はなぜ検査をしようとしないのか?

その理由は3つ考えられる。
1つは、以前からダイオキシンに汚染されていた可能性があるためである。ダイオキシンは農薬などに含まれているものがほとんどであり、いまT先生が使っている部屋は農場のための建物であり、農薬を使用していた部屋である。このため、ダイオキシンが検出される可能性があるため、大学は検査しようとしないのであろう。
2つ目は、万が一排水にダイオキシンが検出されれば、排水が停止になる可能性があるためである。もし排水から検出されれば2回目となるので、京都市下水道局は問答無用で排水を停止するであろう。そうするとトイレの排水すら流せなくなるため、大学機能が停止してしまう。そうした事態を避けたいため検査をしないのであろう。
3つ目は、部屋や排水からダイオキシンが検出された場合に、責任の所在がわからないので検査できないのである。実は、現在T先生が使っている部屋は、T先生が使う前にきちんとしたダイオキシン検査を行っていない。事前に拭き取り検査や排水の検査をしていないため、検出されたダイオキシンがT先生の責任であると主張できない。このため、管理責任を負うのが嫌なので、大学は検査しないのである。

 上でも述べたが、今年2016年の血液検査はT先生の骨折の影響があったのかもしれない。しかし、大学が相談したダイオキシンの専門家は、骨折は血液検査に影響しないと言っている。
 このため、T先生は部屋を使用している学生への健康被害も危惧して、7月に労働基準監督署に相談に行った。T学長にいくら訴えても部屋の検査をしないためである。労働基準監督署の監督官は、こうした部屋のダイオキシンに関する規定がないため、強く指導はできないが進言くらいならできると言ってくれた。そこでT先生は、検査をしてほしいと伝えてくれるようお願いした。ダイオキシンの検査費は高いので、自分の血液検査を1回減らして、代わりに部屋の換気扇かエアコンの埃の検査をしてほしいという提案もした。大学はダイオキシンのふき取り検査は何か所もしなければならないため高くつくという理由をつけて検査をしない可能性があるが、これなら検査が1ヶ所で済むし安価である。 しかし大学からは何の連絡もなかったそうである。労基署が連絡をしていないとは思えないため、大学は強制力がないのを理由にダイオキシンの検査を行わないことにしたのだろう。つまり、T先生だけではなく、学生の健康被害をも無視してまで保身に走っているのである。

このことを長○法人理事長は知っているのだろうか?T学長が学生へのダイオキシン被曝の可能性を無視していることを。京都府知事は知っているのだろうか?京都府職員がグルになって、先生と学生を危険にさらしていることを指摘しなければならない。知らなかったで責任逃れするのはおかしい。京都府立大学はこのさい全研究室のダイオキシン検査をするべきだ。それをしなければまたダイオキシン漏出事件が発覚し、指導部は安全配慮義務違反を問われるであろう。そうするとまた教員のせいにして責任を回避するのであろうか?

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その後

室内のダイオキシン検査はされたのでしょうか?

豊洲市場関係のニュースを見て思い出したので、また来てみました.

汚染、豊洲以外でも 土壌や水…各地の市場で基準値超
http://www.asahi.com/articles/ASK1R45KNK1RUTIL01D.html

この件について詳しくはよくわからないので、間違っているかもしれませんが、このダイオキシン汚染は官製汚染ではないでしょうか?

豊洲市場でも、以前は低い数値だったのが、今回の検査では異常に高い数値になっていました。

急激な数値悪化なぜ? 豊洲市場、過去の検査を検証へ
http://www.asahi.com/articles/ASK1K5JXNK1KUTIL03W.html

つまり、検査する地点を増やしたり変えたりすれば、今回のような結果が出てしまった、というところでしょう。
言い換えれば、低い数値が出る地点がわかっていて意図的にそこを検査していたのではないか、という疑念が生まれてきます。
つまり、お役人が低い数値が出る場所を知っていたのではないか、ということです。

京都府立大学も公立ですので、こういう風にお役所が低い数値がでるように操作していたところ、高い数値が出てしまい、調査に関わった小役人や研究科長?らが踊らされた、ということはないのでしょうか?
以前、そういう本を読んだ気がしたので、気になりました。

京都府立大学

ほんと,ひどいね。

No title

T先生の健康面が非常に心配です。
検査の費用とT先生の御命とどちらが大事なのでしょうか。
明らかT先生の健康と命でしょう。
恐ろしい大学ですね。
学生さんも危険です。
大丈夫なのだったら、T先生の御部屋と理事長室を交換して下さい。
明日すぐに。

通りすがりですが

少し気になったことがありますので、質問させて頂きます。

ダイオキシン類の種類がわからないのですが、PCBsはどのくらい含まれているのでしょうか?
毒性当量ではPCDDやPCDFは毒性が高いことになっていますが、実際にはPCBsも危険です。
いわゆるダイオキシン(PCDDやPCDF)は使用に際しては下水排出規制基準しかありませんが、PCBsは届出して認可が必要であることからも明らかです。
つまり、PCBsの方が危険であるということを国が認めていながら、毒性はダイオキシンの方が高いことにしているのです。
なぜこんなことになっているかと言うと、PCBsの過去の使用量が膨大であり、環境中への排出量も膨大であるため、危険であると言うことにすると大問題になってしまうために目を逸らすためにダイオキシンの毒性を高くしているのです。
ダイオキシンは非意図的に生産されるため、それほど大量に環境へ排出されていないため、規制基準の操作で安全であると主張できるのです。
もし汚染されている場合には、PCBsの検査もすることを勧めます。
京都府立大学のホームページを見ると、理系の学部がありますが医学部も環境科学の専門家もいないようなので外部の有識者の意見を聞いてPCBsの検査もすることをお勧めします。

人権問題に疎いとか言ってる場合じゃないだろう!!研究科長にも人権教育しろよ!!

No title

理事長も期待できないと思います。
自身が理事長を務める大学で、この様な大変な事態が起こっている事に気付いていないとしたら、その段階で既にアウトです。
理念や思想は立派でも、実行している事は真逆な残念すぎる人、会社、組織、沢山あります。
T先生には、本当に頑張って頂きたいと思います。
正義は必ず勝ちます。
応援しています。

よくよく考えれば、T先生は労基署に訴えるとか、やるべきことはやっているんですよね。やるべきことをやってないのは、お役人ですよね。研究科長は研究第一でしょうから、人権問題には疎いでしょうが、お役人は府民第一のはずなので、人権問題には詳しいはずですよね。この大学は学生の人権すらも無視しているんでしょうか?

理事長へメールを

学長がダメなら理事長へメールをすべきでしょう.

理事長ってこの人ですよね?
http://www.kpu-m.ac.jp/corporation/greeting.html

この人は確か岩波新書でいい本を書いていたように思うんですが・・・

お飾りの理事長でなければ,きっと対処してくれるでしょう.

河野太郎議員へメールを

現在も河野太郎議員が
大学の様々な問題の情報を集めています。
科研費の応募書類形式からアカハラまで、本当にいろいろと集め、文科省や内閣府に提案されています。

河野太郎議員へメールを

http://www.taro.org/%E6%B2%B3%E9%87%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%81%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B

人命に関わること!最善の努力を尽くすことが人道ではないのか?
それを隠す意味は?それ以上の利益がどこに有るというのだ!
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