闘いの限界性について!

組合員の各職場で矛盾が激化し、ユニオンの争議が増えてきましたので書くことにします。
人間の正しい思想はただ社会的実践の中からのみ生まれてくる。(毛沢東)ここで言う社会的実践とは生産闘争・階級闘争・科学実験の事です。

新世紀ユニオンは階級闘争の中の労働運動の一翼を担い、リストラ攻撃を受けた労働者のために闘っています。資本家階級と労働者階級は「対立しながら統一する関係」にあり、労働運動とはこの対立する側面を社会政策として一定のルールの下で力関係による闘争(争議権)が認められています。つまり労働運動とは階級闘争の一部なのです。

だからこの闘争では力関係の面で労働者の方が力が及ばず負ける場合があります。これは思想が正しくないから負けるのではなく、力関係の面で支配的力が強く一時敗北するのです。特に日本のように既成労組が家畜化し、ユニオンが育ちつつあるとはいえ、組織する数が少ない場合は、闘いの限界性を理解しておくことは重要なことです。

つまりユニオンの組合員は、自分の争議が終われば終わりではなく、職場に組合員を増やし力を増大していくこと(組織化)が重要なことなのです。このほかに敗北する要因として、証拠の準備がされていない場合、闘争の戦術が拙劣で負ける場合も少なくありません。裁判で勝利が難しい場合は団体交渉で妥協する選択も必要なことなのです。また相手が違法行為をしている場合は公益通報等が戦術として有効であり、つまり労働者の闘いは創意工夫が必要です。つまり限界性は克服が可能であるのです。

我々の闘いの相手は、この社会の支配的階級であるだけに、相手が力関係で勝るので、闘いの前の備えが一層重要となります。証拠を準備すれば限界性はある程度克服できるのであり、したがって力関係の差を闘いを避ける口実にしてはいけません。社会的弱者だからこそ、失うものは無く、闘うことで雇用を守り、人格権を守り、生きていくために闘わざるを得ない立場なのです。たった一人でも法律の土俵の上では、資本金何百億の会社とも対等の闘いができることを理解し、同時に闘いの限界性を理解して、裁判上の和解もやむを得ない選択なのです。

つまり闘いの限界性はある程度克服できるが、闘いでは妥協も必要だと言うことです。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

闘って闘って闘い抜いて、100倍返しで勝ち抜きます。

・闘いの中で自己を鍛えよ

・物事は極まれば反転する

・備えて後に闘う

・苦難とは練磨する

個人の力などたかがしれていると思います。
これは精神論ではなく現実です。
ただその個人の力をひとつひとつ結集していくことが出来ればそこには新たな力が生まれると思います。
他人事、対岸の火事、波風は立てずにおとなしくしておけば得など・・
背地がない世の中です。決してお互いが無理をすることは賢明な事ではないと思いますがそれぞれが出来る事の範囲の中でMAXの力を結集するという事は大事だと思います!
プロフィール

m.kadono

Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
Fax:06-6452-5677

!!お気に入りに追加!!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード