フーマワタナベの違法解雇裁判のその後の経過!

フーマワタナベの親会社は食肉機械の製造販売のワタナベフーマックである。弁護士は親会社のある名古屋の弁護士が付いているが、これまで一度も公判で大阪地裁に来たことはなく、電話で日程等を裁判官がその都度連絡している。

Aさんは成績優秀な営業マンであったが、面談で社長に「何でも言え」と言われたので、就業規則の開示と残業代の支払いを求めたことから突然退職届を書くよう求められ、拒否すると懲戒解雇された。会社側との解雇理由の争点は一貫して高速道路のETCカードの不正使用である。

しかし就業規則も開示していないし、ETCカードの試用規則の開示を求めても開示されなかった。解雇された後から主にこの「不正使用」が持ちだされてきた。しかも会社側がサボったとしているのは、いずれも冤罪で、Aさんが勤勉であったため何年も前の事がある程度暴露できた。例えば、得意先会社が機械が直ったと連絡してきて、引き返すため高速を降りた、しかし会社は得意先がないところで降りた、としてサボりの理由にしている、といった感じで、会社側のETCカードの不正使用はいずれも根拠がない。そもそもカードの試用規則も明らかでないのに、「不正」は成り立たない。

会社側弁護士はこれまで準備書面を7まで出しているが、このうち2つが新世紀ユニオンのブログを攻撃するもので、他の5つの書面はETCカードの不正使用を執拗に指摘している。それほど自社の営業マンを信用できないのならGPSを車に付けるか、それとも携帯にGPSを機能付けて管理すればよいのである。被告会社は残業代を払っていないのにETCカードの不正使用をでっち上げているのである。汚い会社である。

裁判官も原告有利をほのめかしているぐらいで、原告の勝利の可能性は高い、したがって判決で勝利して原職復帰が実現する可能性は強いのである。食肉関係の企業は一般的に残業代も払わないブラック企業が多い、したがって弁護士も変わったのが多い、この弁護士からは反ユニオンの異常な体質がうかがえる。弁護士が訴外の労働組合の争議宣伝(=ブログ)に裁判書面で非難する例は大変珍しく、これは言論の自由や労組の刑事免責や民事免責を知らないのではなく、経営者の要求に代理人が忠実であろうとしているだけと私は認識している。

このフーマワタナベと親会社のワタナベフーマックは、就業規則の開示と残業代の請求に怒り、後付けで解雇理由をETCカードの不正使用に求めた。被告準備書面(7)は「被告会社が不正行為として指摘している部分は、本件訴訟を提起するに際して詳細に検討して判明したもの」と指摘しており、解雇理由が後付けであることを認めている。すなわち原告は懲戒解雇されるにつき弁明の機会は一切認められていないのである。違法解雇は明らかだ。

裁判は最終段階にあり、近く証人尋問が行われるであろう。原告は和解ではなく勝利して原職復帰を目指している。証人尋問に際しては傍聴への参加を要請しますので組合員の皆さんのご協力をお願いします。
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同和企業のようですね?

 食肉関係の企業は同和企業が多いです。したがって和解は難しいでしょうね。

 ブラックが多い業界です。裁判上の和解ができる相手ではないようです。残業代も払わず、就業規則も開示せず。高速のカードの使用規則も開示せずに「不正」のなん癖ですね。

 会社も会社ですが、弁護士も厄介なのが多いですよ。こんな会社で働いてはいけません。

類友の法則

ブラックに雇われる弁護士は、やはりブラックです。
「類友の法則」です。
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