パソコンの私的利用に注意して下さい!

(株)アーディックで勤務の空き時間に一日に30分ほどインターネットでニュース等を見たことを理由に解雇したように、会社は安上がりに解雇するために理由を探しています。例えばGPS機能を付けた携帯を貸与して解雇の口実を見つけようとしたりしてきます。最近増えているのが「仕事中にネットサーフィンをした。残業代を請求しているから刑事事件になる。」などと弁護士が脅迫して退職届を書かせようとしてきます。それで退職届を書いてしまう人も少なくありません。

仕事中に私的メールを送受信していたことで解雇された人もあります。個々の従業員に専用のパソコンが与えられ、社内メールで仕事のやり取りをしていると、社内メールで「今日、飲みに行かないか?」などの私的メールをやり取りするようになります。判例では6カ月間に1700回の私的メールをやり取りしていた人が、職務専念義務違反で解雇された裁判では解雇が無効(トラストシステム事件)になっています。

パソコンの私的利用が許されるかどうかは、会社が就業規則や通達でこれを禁止しているかがポイントとなります。(株)アーディックの場合、就業規則では禁止していませんでした。ですからパソコンの私的利用で一度も注意も処分も受けていないのです。本当の解雇理由は残業代請求に社長が激怒したことです。ですから今後裁判で違法解雇が立証されていくことになります。

就業規則でパソコンの私的利用が禁止されている場合は、私的利用すると処分されますから注意して下さい。慣習として仕事の空き時間にインターネットが許されている場合でも、職場での雇用主との矛盾が激化(=対立関係強まっている時)している時は避けるようにした方がいいです。普通私用電話やパソコンの私的利用は社会通念上ゆるされる限度(短時間で終わるような形)であればふつうは問題とされません。

会社のインターネットでポルノを見ていた場合は解雇裁判では会社側が勝利しています。まとめると
(1)パソコンの私的利用問題では会社が禁止しているかがポイント。
(2)職務専念義務に触れるような私的利用かどうかがポイント。
(3)私的メールを会社がのぞき見る場合、プライバシー権の問題が関連してきます。
以上
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経営陣から含みを受けた同僚達がそそのかす場合がありますよ。雑談の流れであなたのパソコンやスマホを使って検索閲覧させようとします。その場が和やかな雰囲気なので断わりきれず乗ってしまうと、あとであなたが率先して閲覧した事になってます。業務に関係する事以外はインターネットを利用しない事が安全ですね。
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