自己退職と解雇の差は大きい!

「最近解雇されそうになっている」との相談が2件あった。どちらも退職勧奨を受けており、「君が会社をおかしくしている。」とか「あなたに与える仕事がない。」などと退職を促されて、既に面談を数回も受けているという例が多い。

退職勧奨の標的になると、様々な嫌がらせも受ける。それで自分で退職届を書くと、失業給付を90日間は受けられない。有休休暇も消える。たちまち喰うために困ることになる。新世紀ユニオンでは嫌がらせを我慢して録音の証拠を残し、解雇裁判で、最近の例で500万円で和解した人がいます。つまり解雇された方が労働者には大変ありがたいことなのです。

ところが、いきなり「懲戒解雇する」と言われて慌てふためき、動揺し、そこを突かれて「自己退職にしてもいいよ」などと言われて、半ばだまされて退職届を書いてしまう人が多い。社長や人事に「懲戒解雇だと再就職できない、自己退職にしてやってもいい」などと言われて、動揺して退職届を書いてしまい、後悔する人が多い。「後悔先に立たず」との言葉は事が終わった後で悔いても、取り返しがつかない事を言いあらわしています。

新世紀ユニオンの経験で言えば、懲戒解雇は裁判で勝利しやすく、解決金15カ月分は取れる、有りがたい解雇理由、なのである。だから労働者は、会社から「懲戒解雇だ」と言われたら、ラッキーと思って欲しい。少なくとも動揺する必要はないのです。

この場合、退職強要の段階からユニオンに加入し、証拠の書面や録音で勝てる配置をしておくことが重要です。ところがすぐにはユニオンに加入せず、解雇になって加入して来る人が少なくありません。解雇裁判を有利に展開するには、会社が何かの理由で労働者を嫌悪し、様々な嫌がらせをしてくる段階から証拠を残していくのが重要です。解雇され職場を放り出されてから証拠を残すのは難しいので、なるべく早めに新世紀ユニオンに加入することをお勧めします。解雇される前なら、雇用を守ることもできます。

とにかく「辞めろ」とか「解雇だ」といわれ、手続きだと退職届を出されても「家族と相談する」とか「1日考えさせてくれ」と言って時間を稼ぎ、ユニオンに加入して指導を仰ぐようにして下さい。「後悔先に立たず」との言葉は労働者が肝に銘ずるべき諺です。
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この記事は重要な教訓!

私もこの類の退職強要→嫌がらせ攻撃→こじつけ懲戒解雇の流れにはまり、裁判中です。最後は古典的な、ロックアウト解雇でした。
しかし証拠は解雇前日まできっちり集め、立ち居振舞いは新世紀ユニオンの指導に従いました。
会社はロックアウト解雇したので、私は証拠が少ないと安心しているのかもしれません。
私に限らず、退職強要をかわした後の攻撃はとてもとても辛いですが、経過をその都度ユニオンにきちんと報告し、独断はやめて指導に従う事、失敗も正直に報告する事が重要です。
闘う決意して素直に正直に相談すれば、新世紀ユニオンは最強です。

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Author:m.kadono
一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」ではリストラ無料相談を行っています。
平日:9:00~18:00
土日祝:12:00~17:00
(土日祝と17:00以降は要予約)
Tel:06-6452-5833
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