田能老人福祉会の違法解雇裁判について!

保健師さんの解雇裁判はどうなっていますか?という質問をよく受けます。何故かというとこの解雇事案は特異な解雇理由であるからです。

保健師のAさんは昨年10月14日に大勢でのつるし上げ状態で「試用期間の終わり」を施設長より通告されました。Aさんは平成28年2月13日に面接して雇用されました。試用期間は就業規則では6カ月ですから8月に試用期間は過ぎています。ところが施設長は「試用期間の終わり、解雇ではない」「明日から来てもお金は払わない。ボランティアなら来てもいい。」との趣旨を口頭で通知され即日解雇しました。この施設長は試用期間はかってに延長できると考えています。

Aさんが解雇されてから、不思議な事に田能老人福祉会の代理人弁護士と言う人物が書面で面談を求めてきました。Aさんは面談するなら解雇を撤回してから申し入れるべきなので、面談をする気はなく放置しておきました。

ところが11月25日になって解雇通知が送られてきました。解雇理由は無断欠勤となっていました。つまり田能老人福祉会は「解雇ではない、試用期間の終了」と言う理由で口頭で即時解雇し、出勤しないで争いに持ち込もうとすると、あわてて正式な解雇通知を送る、という手口を使って取り繕いしてきたのです。

つまり弁護士の役割は「試用期間の終了」を受け入れたかどうかを確認する役割だったようです。ところがAさんから内容証明郵便が送られてきたので、裁判になるので慌てて正式に解雇した、という訳です。訴状とともに10月14日の大勢での退職強要の録音が証拠で提出されたので、被告側の準備書面(1)が出てきたのは訴状提出から5カ月半もたっていました。

この弁護士、自分が面談を求めたのに応じなかったのがよほど腹が立ったのか?「原告の訴えは訴権を濫用しており」「訴権濫用の法理を採用した上で訴えの却下」(被告準備書面)を求めている。この変な弁護士は田能老人福祉会の施設長の「試用期間の終了」という名の即時解雇を撤回したうえで、Aさんに面談を求めるべきだったのです。自分の面談が無視されたのが悔しいからと解雇裁判を「訴権の濫用」と決めつけてはいけません。また大勢での退職強要の録音について「会見を相手方に無断で密かに録音すること自体がフェアーなやり方とはいえない。」(被告準備書面)と主張しています。

私に言わせれば、女性一人に大勢で取り囲んで退職強要するやり方こそフェアーなやり方とはいえないし、即時解雇を「試用期間のおわり」と称して欺瞞的に解雇するやり方こそ詐欺師的やり方だと思います。そんな訳で裁判は被告の準備書面(1)が出た段階で勝負あった、という感触を私は持っています。以上組合員・サポーターの皆さんへの報告です。
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隊長

委員長の言う通り、「弁護士は田能老人福祉会の施設長の「試用期間の終了」という解雇を撤回したうえで、Aさんに面談を求めるべきだった」が、筋道。解雇しておいて何故に弁護士と面談する必要があるのか不思議。弁護士も違法解雇を認識していたのでは?
Aさん、裁判で辛いこともあるでしょうが是非乗り切って下さい。

応援団

被告側の準備書面(1)が出てきたのは訴状提出から5カ月半たってからって。
よほど被告側弁護士も書面を書きにくかったのでしょうね。Aさん、証拠の録音があるから裁判は大丈夫。あなたの明るいキャラで頑張って!

こんにちは

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本当におかしな職場ですね。職員のガラも悪いですし。Aさん頑張って下さい。
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